結実した フウラン を池畔の石の上に置いたら 水面には冬枯れの景色が映った。
水温が下がってきたので いつもは足音に寄って来る池の鯉も 今日は姿を見せない。
結実には早くから気付いていたが いつまで待っても莢の色が変わらない。
手で割ってみれば 粉のような小さな種子が出来ているのかもしれない。
だが そんな手荒なことはしたくない。
莢が割れたら 根元のミズゴケに取り蒔きしてみようと思っている。
同じ株の花盛りの頃 こんなにたくさん咲いたんだが結実は2個だけだ。
もっとも 棚場で結実したのは今年が初めてだ。
水温が下がってきたので いつもは足音に寄って来る池の鯉も 今日は姿を見せない。
結実には早くから気付いていたが いつまで待っても莢の色が変わらない。
手で割ってみれば 粉のような小さな種子が出来ているのかもしれない。
だが そんな手荒なことはしたくない。
莢が割れたら 根元のミズゴケに取り蒔きしてみようと思っている。
同じ株の花盛りの頃 こんなにたくさん咲いたんだが結実は2個だけだ。
もっとも 棚場で結実したのは今年が初めてだ。
この株をくれた叔母は3年間闘病してこの夏 不帰の旅に出られた。
なにか因縁めいたものを感じる。
なにか因縁めいたものを感じる。