8月29日 越後駒ケ岳で ベニバナイチゴ のブッシュの中に咲いていた オオバタケシマラン。
通常の生育サイクルでは真っ赤な実になっている頃なのに まだ花だった。一か月遅れている。
10月7日 もう実は熟した頃かと再訪してみた。
三日前の初雪やそれ以前の霜で痛めつけられた草体は生気を失っていた。
熟することのできない実を4個採取し常温で放置しておいた。
今日 その実を見ると赤く熟していた。
天然での完熟果に比べると うらなり のような色だ。
割ってみると中の種子は長さ2mmほどでちゃんと育っているようだ。
播種するつもりだが 発芽するんだろうか ?
山のユリ科は二年目にようやく発芽するものが多いから 結論が出るのは再来年だろう。