大力山の登山道は 禅寺の境内から始まる。
登り出して50歩も行かないところに最初に出会う仏様がおいでだ。
一見 墓石のような外見だが 随分と手の込んだ作りだ。
四角の石材は裏側からくりぬかれて中に仏像を入れてから塞いである。
正面に開いている火頭窓から 中に安置されている 仏様を拝めるようになっている。
jokichi 不勉強で中の仏様が何様かは知る由もないが 道中の無事を願って手を合わせた。
仏像の廻りは ドロバチ の巣でいっぱいになっていた。
いつもなら雪に隠れている タカノツメ の枝も今年は足元に見える。
人間も食べられると言う タカノツメ の芽を ノウサギ が見逃すはずがない。