今日で真冬日が3日続いた。
降雪は予報ほどひどくはなかったから助かるが屋根の雪庇は確実に大きくなってゆく。
三年続きの小雪・・・・と綴った池も様子が一変した。
ネムノキ に絡んだ オニドコロ の蔓も吹雪で痛めつけられてみすぼらしくなった。
ネムノキ の莢はその蔓に守られてちぎれなかった。
わずかな隙間から顔を出している椿の小枝が束の間の晴れ間にほっとしている。
今季最大の寒波 とTVが伝える寒い今朝。
玄関の外にある古い温度計は 最低―6℃ 最高 ―1℃を指していた。24日の実績だ。
いつもは雪が積もらない場所だが キタゴヨウ の枝にも雪が積もっている。
餌場が無くなった セキレイ が餌を探しに来たらしく足跡が。
裏の水路も冷たそう。
寒いから屋根の雪も落ちずに頑張っている。
軒先に大きな負担がかかるから早く落ちて欲しい。
ほとんど常緑広葉樹に覆われている島で見つけた初見の樹を二種。
道路わきの藪の中に グミ の花が見えた。
冬に花をつける ナワシログミ かと思って葉を探すがグミの葉らしいものは見えない。
花の枝に手を伸ばして引き寄せて見ると この艶やかな葉がついていた。
????? とりあえず写真を撮っておこう。
葉裏の見える位置でもう一枚。
帰宅してから調べて見ると ツルグミ と言う樹だった。
藪の中から足元に伸びた枝が一本。
先端に小さな イチジク のような実がついている。
左上隅に写り込んでいる枯葉がこの樹から散ったものらしい。
!!!!! これは図鑑で見たことがあるぞ・・・ イヌビワ に違いないだろう。
太平洋側では珍しくもない ラセイタソウ も魚沼では見ることは無い。
太平洋に浮かぶ八丈島ではいたるところに株が広がっていた。
特徴的な葉は図鑑で見知っていたのでピンときた。
念のためガイドさんに聞くと ラセイタソウ だと言われた。
道路わきの崖から アジサイ の枝が垂れ下がっていた。
八丈島だから エゾアジサイ ではないだろうし ヤマアジサイ にしては大きすぎる。
ガイドさんに聞くと ラセイタタマアジサイ だと教えてくれた。
両面に短毛が密生した葉の感触から ラセイタ(羅紗)と名付けられたという。
さわってみたかったが高すぎて手が届かなかった。
右下隅の大型の シダ が島のご当地ソングにうたわれている ハチジョウカグマ。
八丈で教えて頂いた初見の樹を二種。
気根で岩や他の樹によじ登る フウトウカズラ。
暖地の海辺では普通に見られると言うが雪深い魚沼では見ることは不可能。
雌雄異株と言うが赤い実が稔っているからこれは雌株。
主幹と同じくらいの太い気根で幹を支えている タコノキ。
大きな実はバラバラになって樹下に散らばって落ちていた。
いくつか拾ってきたが果たして発芽するのだろうか。
タコノキ に絡まる フウトウカズラ。