浅草山麓エコミュージアム の森は キノコの季節 その2。
黄色いキノコ ナギナタタケ 。赤い ベニナギナタタケ は毎年見かけるが ナギナタタケ は初見だ。
カワラタケ に似た形状だが より色白のこのキノコの名前はまだわからない。
明るい褐色の チチタケ。傷をつけると白い乳が出てくる。(笠の白い点)
淡い黄色の小さなキノコの名前もまだわからない。
9月も半ばを過ぎて太陽高度が低くなって日没も早くなった。
駐車場の曲がり角に咲く 萩 の株も16時には日陰になってしまう。
今が盛りのその花は 日陰になる直前に逆光で輝く。
山にあるから ヤマハギ だと簡単に考えていたら 萩 の世界はそんなに簡単ではないらしい。
浅草山麓エコミュージアム 建設時に法面保護のために植えられたと言うこの 萩 は何だろう?
葉の形 花の形 花穂の形状・・・などを図鑑と見比べて ケハギ(かな)・・と結論付けた。
この株は ケハギ だとしても法面にはまだ別の形状の 萩 がある。
それは何だろう? 調べてみたいことには事欠かない。
山腹に秋の陽を受けて咲く一株の オトコエシ に ミドリヒョウモン が群れていた。
オトコエシ はどこにでも咲いているのに何故かこの一角にだけ集まっている。
不思議なことにほとんどが♂のようだ。
柿の木の根元の ミョウガ の株をかき分けると ナンバンギセル の花が見頃。
こんなに花を咲かせては宿六の ミョウガ に申し訳ない。
スゲ の中の ミョウガ で咲く ナンバンギセル は探さないと見つからない。
このくらいの密度で咲いている方が風情があっていい感じだ。
少し離れた ミョウガ の株にはまだ ナンバンギセル は侵入していない。
そのせいかミョウガは 伸び伸びとして咲いているような気がする。
浅草山麓エコミュージアム の森は キノコの季節。
薄暗い林床に真っ白な姿 猛毒と言われる ドクツルタケ は一本ずつ生える。
薄紅色の ドクベニタケ は数本のグループを作っている。
ぬめりのある紫の ムラサキアブラシメジモドキ もグループを作る。毒があるらしい。
カレー粉のような黄色のこのキノコの名前はまだ調べていない。
勿論 毒の有無もわからないが あまり食べたいとは思わない。