木道に沿って咲いた ミズバショウ。
大きな葉は踏みつけられてちぎれたが数日前に開いた白い苞は無傷できれい。
中から現れた花茎には無数の小さな白い花。
花茎の下部から咲き始めて先端に咲き進んでゆく。
4時50分 東の空に雲がかかり 燧ケ岳 には朝日が届かず 朝霧も少ない。
青空は広がっているが 今の季節にしては気温も下がらない。
5時12分 手前の レンゲツツジ にはまだ届かないが朝日は射してきた。
こんな天気は崩れやすい・・・・・嫌な予感がする。
越後駒ケ岳 駒の小屋直下の登山道は残雪で夏のルートは通れない。
残雪期は岩場の稜線を登ることになる。
誰も通らない夏道では雪解けを追いかけるように ミツバノバイカオウレン が咲き出す。
雪解け水がしたたる岩の割れ目で 白い玉のようなツボミが見えてくる。
スゲの枯葉の暖簾をかき分けて・・・・・。
受粉が終わると緑の子房が膨らんでくる。
(6/24)
雨降りなのに 足元の笹の中に カタクリ が咲いている。
濡れた笹が邪魔をして横顔を撮れない。
時期が遅いから 雨降りだからと言って花を閉じてはいられないのかも。
過酷な条件だから大きくは育てない。ボールペンを脇に置いてみました。
(6/24 越後駒ケ岳)
23日は 越後駒ケ岳 山開きの日だった。
大賑わいを期待していたんだったが 入山者は50名ほどだった。
下界の天気予報が芳しくなかったからだろう。小屋から上はガスはかかるが雨は降らなかった。
残雪の量に皆さん大喜び。
一夜明けた今朝 雪庇越えのステップを切りに登って小屋を見下ろす。
この後6時から雨になってしまった。今日の入山者は2名・・・・と寂しい限り。