東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

珍名さん、カクレミノ

2017-10-21 | 風景
  狭い庭園だけどキョロキョロしていると
  いろいろな植物に出合う、
  花が少なくなってきたとき
  秋が深まったときそんなのを見つける。


  

     カクレミノ(隠蓑)

  葉の形を蓑に見立てての命名ですね、蓑に見えますか?。 
  ウコギ科の植物で「テングノウチワ」、「ミツデ」など別名がたくさんある。
  芽生えたばかりは切れ込みが無く育つにつれヤツデみたいな葉になり
  さら育つと切れ込みが浅くなり3裂とかあるいは全縁の葉になる。




  

     オオハナワラビ(大花蕨)  シダ植物―ハナヤスリ科

     似たのにフユノハナワラビがある、オオハナワラビよりひと回り小さい。
     前はこのフユノハナワラビがいっぱいあったけどこのところ見ない、
     長く伸びた胞子葉には、ブツブツの胞子がいっぱいついていてこれによって増えていく。




  

     ハゼが色づいてきた、
     ハゼと言えば紅葉の代名詞みたいなもの。
     これって枝一本づつ赤くなっていくのね、そんな枝がチラホラと見られる。




  

      アザミ(薊)  キク科アザミ属

     結構遅くまで咲いている、花が少なくなったいま貴重な存在だ。

     昔、イギリスで、スコットランドとイングランドが戦争をしていた時、
     この痛いトゲでスコットランドを守ったことから、今もスコットランドの
     国花となっている。




  

     コブクザクラ(子福桜)  バラ科サクラ属

     雌しべが2本あり一つの花から実が二つ生ることからこの名が。

     十月桜と同じころに咲く、そろそろかなと見に行ったら
     なんと去年までは見上げるような大きな木だったのに
     バッサリと幹が切られ見るも無残な姿になっていた。

     どうしてこんな姿に、、、と思ったが時すでに遅し
     これだけ切られたら花だって咲くに咲けない。
     低い所の小さな枝に数輪咲いていたが遠くて小さい
     頑張ってもこれだけ撮るのが精一杯。

     青空に向かって白い花をつけ雪が積もったような大きな木がそびえていた、
     あの姿はもう見られない、何があったのか普通に考えるのは
     老齢になって大きな木を維持するのが難しくなったということかなぁ。


                                             10月10日 向島百花園
          

コメント (2)
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