東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

まだまだアジサイの季節だよ

2018-07-23 | 季節の花
  いわゆるアジサイは終わってしまって
  今はドライフラワーと化したのが残るのみ。
  と思うのはシロートで実はまだアジサイの季節で、
  ノリウツギが咲きタマアジサイもつぼみが大きくなってきた。


  

     ノリウツギ(糊空木)、アジサイ科アジサイ属。

     ちょっと形は違うけどこれもアジサイの仲間、
     樹液から和紙を漉くとき使う糊を取ったのでこの名がある。




  

     円錐形の花序をもつため普通のアジサイとは趣が違うが
     花の少ない夏に咲くためありがたい花。
     北海道から九州まで分布し、林縁や草原、岩礫地、湿原など
     いたるところで見られる花で泥炭地でも見られるという。




  

     材は白く光沢があり杖や傘の柄、クギなどに使われるほか、
     根から作られるパイプは愛煙家の間では有名であるらしい。
     また、アイヌの女性は髪を洗うのに使用した。
     いろんな使い道があるようだ。




  

     タマアジサイ(玉紫陽花)、アジサイ科アジサイ属。

     このようにつぼみが球状なのでこの名に。
     苞に包まれ球状になったつぼみは裂けるように開花し、
     淡紫色の小さな両性花の周りに花弁4枚の白い装飾花が縁どる。




  

     =以下去年の写真=
     つぼみはこのようにばらけて中から装飾花と両性花が現れる、
     このときはまだ生まれたばかりの赤ちゃんみたいだ。




  

     この後しばらくすると覆っていた苞が落ちていつも見る普通のアジサイに似てくる、
     満開となってすっかり大人になった花は普通のアジサイと全く同じだ。

     こちらは東北地方から中部地方の主に太平洋側に分布し、山地や川沿いに生える。
     この他、伊豆七島にも自生しているらしい。
     真夏に咲くだけあって咲いたときには葉は日に焼けてボロボロ、
     かわいそうみたいに見えるが花は健気に咲いている。
     大体8月に入ってから咲くので8月一杯9月初旬まで咲いていることが多い、
     初秋になってから見るアジサイもなかなか乙なものである。

          data: 撮影7月18日 向島百花園
          

     東京で39.0℃!!。

     朝起きてまずPCを起動、画面には30℃と表示。
     テレビの気象情報が始まる、こちらはちょっと詳しく29,9℃と。
     いずれも4時過ぎの気温、最低気温は1:04の28.5℃だったらしい。
     ちなみに最高の方は東京で13:34に39.0℃を記録したが周りが悪い、
     熊谷41.1℃、青梅40.8℃、多治見40.7℃、名古屋39.6℃、舘林39.4℃と
     上をいく場所が続出、トーキョー頑張ったのに目立たなかった。

     芥川龍之介が亡くなったのは昭和2年7月24日の早朝のこと、
     彼は「将来に対するただぼんやりした不安」という有名な言葉を残している。
     亡くなる2日前に会っている友人の内田百閒は
     自殺の原因についてこう書いた。
     「あんまり暑いので、腹を立てて死んだんだろうと私は考えた」。

     確かにこの年の関東地方はうだるような暑さが続いていた、
     百閒によれば、「息が出来ない様であった」。
     芥川賞を創設した菊池寛は、「年毎の二十四日の暑さ哉」と
     追悼の句を詠んだ。
     今年91回目となる「河童忌」もまた、厳しい暑さの中で迎えそうだ。
     今日23日は二十四節季の「大暑」である。


     (23日付の産経抄から抜粋)
     全文はこちらhttp://www.sankei.com/column/news/180723/clm1807230003-n1.html
          
コメント (4)
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