公園へも通うけど病院にも通っています、
たまたま早く終わって時間が空いてしまった。
久しぶりにマンホールロードでも歩いてみよう、
帰りに寄り道をしてずらりと並んだマンホールを。
道路の両側の歩道に面白いマンホールが並ぶ道、
どこからどこまで続くのか全部歩いたことはない。
ベルモント公園をモチーフにしたマンホールの蓋、黒鳥の姿が。
これもベルモント公園ね、
描かれている鳥はベルモント市のシンボルであるカワセミ。
ここは旧日光街道と赤山街道が交わるところ、
奥へ旧日光街道、横に走るのは赤山街道。
赤山街道とは川口を起点に大宮、越谷、千住へ延びる3本の街道。
カラーマンホールはこの街道の歩道に約1.6kmに渡って並びます。
当時ここには水路があった、かつての姿が蘇る。
マンホールの絵柄は全て足立区関連のものばかり。
「やせ蛙 負けるな一茶是にあり」、有名な句。
昔、この辺りは六月村と呼ばれ今でもその名は残っています、
一茶はこの辺りにはよく来ていたようで近くの炎天寺にはその像も。
すぐ近くに炎天寺があるのでこの道にはカエルさんのプレートが、
その他にも足立区の生物などをデザインしたプレートも並ぶ。
街路樹の根元にもカエルが飛び跳ねている。
赤山街道の歩道は両側ともカラーマンホールが並び
カエルさんがいっぱい飛び跳ねている。
「炎天寺」。江戸に住んでいた一茶はよくここを訪れていた、
"負けるな一茶是にあり"はここで詠んだとされている。
「蝉なくや 六月村の炎天寺」という句も。
この寺へ一歩入るとカエルだらけ、とんでもなく大きい「福ガエル」も
置いてあるけどまた別の機会に。
一茶の命日である11月19日に「一茶まつり」として句会も開かれます。
どうしてこんなマンホールロードが出来たのか、
区役所勤務の職員の発想で作られたようです。
当地の下水道整備に伴い「足立区の歴史をより区民に
そして他区他県の人にも知ってもらいたいと」。
そしてご本人は「「若さゆえの情熱、とでも言えばいいでしょうか、
当時は働き盛りでしたので挑戦心や冒険心にあふれていたのでしょうね」と。
data:EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 3月 16日 足立区・赤山街道