あちこちでポピーの花が見られるようになってきた、
舎人(とねり)公園のポピーはどうしたかな。
かつて花壇一面がポピーの時代もあった、
期待しながら行ってみました。
たどり着いたらまずユキノシタの花が
そうか、ここにもユキノシタが咲くのか。
ユキノシタ(雪の下)、ユキノシタ科の植物。
下2枚の花弁が特に大きくきれいだね。
葉は片面にだけ衣をつけて天ぷらにすると美味しい。
ポピーはあるにはあったけどパラパラと寂しい、
別名を雛芥子(ひなげし)、虞美人草(ぐびじんそう)とも。
たくさんの種類がありますね、
シャーレーポピー、アイスランドポピー、オリエンタルポピーなどなど。
いろいろな色の花。花びらがシワシワになっているのがいいね。
花姿も一重咲き、半八重咲き、八重咲きなどが。
淡いピンクというか白い花も。
別名「虞美人草(ぐびじんそう)は中国歴史上の
絶世の美女である虞美人にたとえた。
一面の矢車草に囲まれたポピー、初夏の光景ね。
花壇にはいろいろなチョウが来ていたけど
なかなかいいところへは止まってくれない。
夏目漱石の小説に「虞美人草」がある。
漱石が新しい小説のタイトル名を決めあぐねていた、
このときに街角の花屋さんで見た"虞美人草"の名に
「おっ、いい名前」♪
これにしようということで名づけた、ということらしい。
data:EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 5月 5日 舎人公園