ウイルスが蔓延しているのに、東京オリンピックで元気になるとか、希望をもつとか、不思議な精神論が蔓延していますが、何とも日本的、非科学的です。ウイルスに勝つことがだいじです。
日本は、ウイルスワクチンをアメリカ、イギリスから輸入するという情報が流れ、国産ワクチンの情報がなかったので、医療分野の技術開発も弱いかと残念に思っていましたが、遅れてはいますが、製薬ベンチャーのアンジェス、製薬大手の塩野義製薬が治験入り、KMバイオロジクスが年明けに、第一三共が来年3月に治験開始の方針との情報が流れ、嬉しく思いました。塩野義は国立感染症研究所と遺伝子組み換えたんぱくワクチンの共同開発を進め、これまでの実験で重症化予防効果を確認できているそうです。製造はバイオ医薬品製造会社のユニジェンに委託し、来年末までに3千万人分以上の生産設備を整える計画だそうです。
来年前半は、まだ人との接近・接触に気を付け続けなければなりませんが、後半は普通の生活にもどれる可能性が出てきました。
今は会の企画や参加はぐっと忍耐して感染しないようにすることがだいじです。菅義偉内閣のGo toキャンペーンは経済回復にも役立たないし、感染拡大防止対策にもなっていません。お金の無駄使いです。