20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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池田ゆみるさん、出版お祝い会

2016年09月30日 | Weblog

            

 今日は、読書会のお仲間の出版お祝い会です。

 この度、池田ゆみるさんが、『坂の上の図書館』(池田ゆみる作・羽尻利門絵・さ・え・ら書房)をご出版されました。

 今夜は、「ももたろう」同人の皆さんと、「Be子どもの本」で力を合わせて、実行委員会を作りました。

 「ももたろう」の皆さんに、大変お世話になってしまいましたけれどね。

 

 『坂の上の図書館』は、いわゆる現代の縮図のような、シングルマザー、子どもの貧困が、物語の核をなしています。

 主人公が、様々な本や図書館の司書さんや友人との出会いによって、成長していく物語です。

 この本を読んでいると、司書さんの本への導きと、本を読むことの大きな力ということを強く感じます。

 端正な文体で、池田さんらしく、静かに静かに語っていく物語世界は、まるで翻訳小説のような味わいがあります。

 

 今夜は、有楽町フォーラムにあるイタリアンのお店を貸し切ってのお祝い会です。

 お仲間たちが、クイズを考えてくださったり、楽しい会になりそうです。 

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