台風が近づいているそうです。
台風に酷暑。
もういい加減にして、という気分です。
写真。
作家のお名前、忘れました。
現代の著名な作家の方の白磁。
この線の入れ方がモダンです。
これは、秩父の父にもらった、李朝白磁の壺。
骨董品です。
民藝運動の中心にいた、柳宗悦は、朝鮮を旅する中で、李朝の雑器に強い印象を受け、関心を深めていったそうです。
当時、李朝の陶磁器は美的価値をほとんど認められておらず、柳宗悦はその価値を見出した先駆者の一人であったそうです。
そして、この李朝陶磁との出会いが、のちの柳宗悦を中心にした、河井寛次郎や、濵田庄司たち3人を中心にした、民藝運動につながっていきます。
名も無き職人の手から生み出された日常の生活道具を「民藝(民衆的工芸)」と名付け。
民藝には美術品に負けない美しさがあると。
「美は生活の中にある」、これが民藝運動のテーマでした。
それ以来、私は、高島屋などで「民藝展」などがあると、必ず見にいき、白磁などに興味を持ちました。
写真、上の白磁は、民藝運動の人の作品ではありません。