思いつくままに過去の写真を。
前々回の記事で福井県三国港での「こころの風景」として
エッセル突堤の黄昏を紹介した。
夕暮れ時。ほんのりと染まる空に向かい、突堤がアーチ状に伸びていく。
その造形美が広角24㎜の画角に納まったと悦に入っていたのだが、
実は、エッセル突堤には別の表情もあって
その何分か前に望遠レンズで捉えた光景がこれだ。
福井県三国港 2016.10.30 17:06 Sony α99 F2.8G/70-200㎜ (160㎜ f/8,1/200sec , ISO320)
波だった外海から港を守るために築かれたエッセル突堤の本来の姿だ。
荒々しい岩場に燃え落ちるような夕焼けは前回の写真とはまったく別物。
この日の黄昏は静と動の対照的な表情を見せてくれた。