今年いちばんの寒波の中。
大荒れの日本海から吹きつける雪まじりの風は容赦なく、
顔や手など露出した肌は冷たさを通り越し、痛みすら感じるほどだ。
けれど、そんな天候だからこそ、行きたくなる場所もある。
片野海岸にぽつんと立つカフェ、うみぼうず。
そんな寒さの中でも、いったん店内に入れば、
香ばしいコーヒーの香りとなつかしい音楽が出迎えてくれて、
体だけでなく心まであたたまる。
春から秋にかけては穏やかな日本海を眺望できるとあって、いつ訪れても混みあっているが、
さすがにこの時期は、大荒れの海など見る人もなく閑散としている。
したがって、この空間をほとんどひとり占めにできて、
それがこの上ない魅力だといえる。
外は強風と高波が押し寄せる冬の海が広がっている。
それにもかかわらず、ここにいるといつの間にか冬を忘れて、
もう近くまで春が来ているのではと錯覚するような居心地の良さがある。
まるで、遠くからやってくる季節を覗うかのように
海に向けて置かれた望遠鏡。
寒さはいちだんと厳しく、おっくうな気持ちもまだまだ続くが、
すでに一月も半ば、逆に考えれば、冬を折り返したことにもなる。
この寒波をやり過ごしたらほんとうに春が来るのでは...
ここにいる間だけだったが、そんな気分にさせてくれた。
時は流れて/イーグルス
アルバム「ホテルカリフォルニア」に収められているドン・ヘンリーのバラード。
40年以上も経っていることが信じられないほど色褪せない、
自分の中でのとっておきの名曲。
the eagles - wasted time
>気の効いた隠れ家の様なお店が沢山有りました。昔は。
最近はファミレスまがいの喫茶店が増えて、店内はワイワイガヤガヤ...
その陰で、気の効いたお店が淘汰されたのかな、と。
わずかに生き残った気の効いたお店も口コミで繁盛することが多く、このオフシーズンが魅力と思った次第です。
それでも、神戸にはまだまだ良いお店があるように思いますが...
北陸は冬が長く、喫茶店巡りをしたくなる位、
気の効いた隠れ家の様なお店が沢山有りました。昔は。
そんな頃を彷彿させてくれるような記事でも有りました。
コーヒーでまったり
...なによりです。
寒波、少し和らぎましたが、まだ用心が必要ですね。お気を付け下さい。
今日は新潟へ向かっているのですが、
上越妙高駅で足止めをくらっています。
やはりこの辺りの雪はかなり多いようです。
ということで、週明けの朝を待合室でまったりです(笑)
こちらも積もりました。昨日は一日中降ったりやんだりでした。
今日も時折粉雪を思い出したように降らすお天気です^^;;
カフェ、ほんと落ち着きそうなお店ですね。お気に入りがわかります。
窓の外は荒れた海・・お店の暖かな様子がわかります。
jurakuさんのお写真って見る人の心をホッとさせます。
サボテンさんもポットの中で暖かそう~♪温室代わりですね。