連休前半に訪れた琵琶湖。
何か特別に撮りたい風景があったわけではない。
多忙な日が続き、少し余裕をなくした気持ちを修復できれば、と思ったのだ。
まずは湖岸にいくつか決めている撮影ポイントのひとつを訪れたのだが、
いつも三脚を据える場所には先客の釣り人がいてテントまで張っている。
そこは湖畔の雑木が広く開けた場所で、竹生島、さらには対岸の比良山系まで見渡せて
湖面に点在するアカメヤナギの高木もアクセントとなるお気に入りの場所だった。
しかし、先客がいたのではしようがない、と他のスポットへ移動しようとしたのだが。
いつもは見向きもしない傍らの茂みがふと気になり
そこへ入って、草木の間からの琵琶湖を狙ってみることにした。
2023.04.29 9:30am Sony α7R3 FE2.8 16-35 GM (16㎜ ,f/14,1/40sec,ISO100)
結果的には琵琶湖そのものの風景ではなく、湖畔に茂る名もない植物が主題となったのだが
これはこれとしてひとつの風景になるのでは、という気づきに繋がった。
そして、今度は琵琶湖が赤く染まる夕刻に訪れてみよう、と
新しい発見をうれしく思ってもいた。
つまるところ、前日までの塞いだ気持ちもめでたく修復できたという次第である。
我ながらかなり単純だが...。
ところで、である。
名もない植物などと迂闊に発言すると、
朝ドラの主人公槙野万太郎君に、いやモデルとなった牧野富太郎博士に叱られるかもしれない。
「名もない植物とは何事だ。名も知らぬ植物と言え」と。
かつて琵琶湖の周りをまわっていた頃、名もない湖畔のこの写真のようなアングルで眺めたことがあったような覚えがあります。
私もそう思うことが多いです。
どんな風景であれ、何か感じるものがあって
それが素直に表現できれば、と思っています。
かつて彦根に住まわれて、琵琶湖を長く眺めて来られたFUSAさんらしいコメントだと感じました。
ありがとうございます。
朝ドラ「らんまん」見ています
それで関連して牧野先生の特集なども拝見して
それぞれの草木の表情が以前より気になります
植物を愛しぬいた人なのですね
生い茂る緑に野性味も感じつつ
その自然な佇まいに安らぐ1枚です
大きな地震のニュース、被害に遭われた地区の様子
ニュースで見ては胸が痛いです
地震のあとの冷たい雨も心配です
早く余震などの心配もなくライフラインも復旧しますように祈っています
能登半島での群発地震。ほんとうに不気味です。
石川県には大きな活断層があることもわかっているので、地震を誘発しないか、それも心配です。
そして、今回の写真。
偶然とはいえ、新たな琵琶湖の魅力に繋がったらいいな、と期待しています。
いろんなシーンを見つけてみたいものです。
夕景が楽しみです。
朝ドラ「らんまん」の牧野先生の「雑草」という植物はないと言葉、以前から知らない花を調べるようにしています。
が、悲しいことに覚えるより忘却のことが多いこの頃です。
根底には空倶楽部メンバーが影響を受けている
D師匠の作風があったと思います。
そんなロケーションを探して回りたいと思っています。