折にふれて

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奈良 元興寺にて

2014-01-06 | 大和路


元興寺(がんこうじ)

奈良市中心部、古い街並みを残す奈良町に佇む古刹です

蘇我馬子が飛鳥で創建し、平城京遷都とともにこの地に移転したとありますから

ちょっとやそっとの古さではない、世界遺産としての登録にも納得できます

 

 

今は奈良町の街並みに溶け込んでいますが

元々は東大寺、興福寺と並ぶ大伽藍を誇っていたとか

それが室町時代に焼失し、敷地のほとんどが今の奈良町となったそうです

残された建物(極楽堂と禅室)は何度か修復されているようですが

使われている丸瓦は飛鳥時代のもの、もちろん日本最古の瓦といいますから

この寺が刻んだ歴史が理解できるというものです

 

  

 

 

冬の頼りない光に照らされる石仏群

今にも朽ちそうな土塀...などに




たくさんの観光客が押し寄せる寺では薄れてしまった感覚

奈良、悠久の時間を感じる思いでした

 

 

 

 


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