はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

斑鳩の里をぶらり(柿くへば…)

2016-10-25 21:57:25 | カメラ紀行
「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」正岡子規が詠んだ、あまりにも有名な俳句ですね。

遠くから法隆寺の五重塔を望みました。柿の木よりもコスモスが目立つ斑鳩の里でした。



多くの人で賑わう法隆寺でしたが、静かなところもあるものです。



夢殿を見学してきた小学生。ここは、今でも修学旅行のメッカなんでしょうか。



こちらは法起寺の近辺ですが、私が勝手に想像する斑鳩の風景です。



子どもたちも、こんなところで育つといいでしょうね。



いつまでも長閑な風景を残して欲しいと思うのですが、それは私の勝手な思いなんでしょう。写真には写っていませんが、まわりには、けっこう今風の家も建っていました。人が暮らしているので当然ですが、電柱や送電線もたくさんあります。それを邪魔だと思うのは、傲慢でしかありませんね。
一応は、風致地区に指定されている場所もあるようですが…。

いずれにせよ、正岡子規が「柿くへば…」を詠んだ頃の風景にはもどることはできませんね。

<もう少しつづきます>