はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

今年も高槻ジャズストリートに行ってきました

2017-05-06 19:00:00 | 音楽の話
今年も高槻ジャズストリートへ行って来ました。毎年5月3日・4日に、阪急高槻市駅・JR高槻駅周辺の63会場で、延べ4000人以上のミュージシャンが出演しておこなわれるジャズのイベントです。
一応ジャズ好きの私も、毎年聴きに行っています。今年は、4日に行きました。我が町から高槻までは、阪急の特急電車で13分です。12時前に着いたのですが、ちょうど駅前の噴水広場では、サンダーバーズの演奏がはじまるところでした。


実は、このバンドが好きなんです。古谷光広のパワフルなサックスが好きで、高槻ジャズストリートでも一番よく聴くミュージシャンです。
若い方が古谷光広で、年配の方が古谷充です。もちろん親子です。古谷充と言えば、関西ジャズ界の重鎮です。1936年生まれですので、えっ、80歳こえています。元気にサックスを吹いていらっしゃいました。


私は家ではもっぱら、ビル・エバンス・トリオやキース・ジャレット・トリオなどのピアノ・トリオを聴くことが多いのですが、こうして屋外で聴くには、やはりサックスがいいですね。


サックス奏者と言えば、ジョン・コルトレーンが思い浮かぶのですが、古谷光広の音はコルトレーンを彷彿とさせてくれます。(コルトレーンの曲をやってたからかもしれませんが…。)


駅前なので、バスも走ります。これが、またいいのです。


天気も良く、汗ばむような陽気の中を、サックスの音が空に溶けていきます。


そろそろビールが飲みたくなってきました。このステージが終われば、高槻名物の「うどん餃子」をつまみながら、飲むことにしましょう。


※この日は、高槻市のもうひとつのイベントである「こいのぼりフェスタ1000」にも行ってきました。その様子は、また後日にお伝えします。

「こいのぼりフェスタ」から再び、ジャズストリートに戻ってきました。次は、野見神社をめざします。神社にある儀式殿のステージがお目当てです。神社の少し手前にあるカトリック教会も、会場のひとつになっています。
途中の道は人がいっぱいで歩くのも大変なほどです。それにしても、こんなにジャズファンがいたの?と言うぐらいたくさんの人が高槻に来ていました。


野見神社でも、古谷光広の演奏を聴くことができました。


人が多すぎて、なかなかいいアングルで写真が撮れません。


高槻ジャズストリートは夜もつづくのですが、この日は飲み会があるため、4時過ぎに高槻を後にしました。せっかくなので、反対ホームに停車中の電車からパチリです。なんと、ここでも古谷光広が演奏していました。


なかなか生でジャズを聴く機会がありませんが、この高槻ジャズストリートは、ジャズファンにとってはありがたいイベントです。街中にジャズが流れている風景は、写真では上手く伝えることが出来ません。ぜひ来年は、みなさんも高槻に来てジャズの流れる風景を味わってください。