はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

葵祭に行って来ました(賀茂街道編)

2017-05-17 19:30:00 | 京都をぶらり
京都御所を出発した葵祭の行列は、下鴨神社をめざします。私も、次の撮影場所に移動です。下鴨神社の出発は、2時半なので少し時間があります。建礼門からぼちぼちと歩いて、河原町今出川までやって来ました。「ふたば」の豆大福でも買っていこうと、店の前に来ると、四重の行列ができていました。葵祭の日ですからね。諦めて、蕎麦でも食べようと、いつもの蕎麦屋(司津屋)に行くと、ここも行列です。またまた諦めてコンビニのおにぎりで我慢しました。
加茂川沿いに歩いて、北大路橋にやってきました。行列はここを渡って、賀茂街道を上賀茂神社へと向かいます。橋の上は撮影できないとのことなので、賀茂街道沿いに場所を確保しました。


賀茂街道は狭い道路ですが、両側にぎっしりと人垣ができていました。


御所車は見応えがあります。藤の花がお洒落ですね。


風流傘には、季節の花の造花が飾られているそうです。


やはり、女官に目がいきますね。検非違使等の男の役人も多くいたのですが…。


斎王列が一番華やかですね。


かわいい童女です。


葵祭のヒロインの斎王代です。


騎女(むなのりおんな)です。


騎女は、六騎の女丈夫です。


女官の服装は、平安絵巻そのものです。


雅楽用の太鼓ですが、鳴らすことはありませんでした。どこかで演じるのでしょうか。


この御所車がやって来ると、行列もおしまいです。


乗り心地は良くないでしょうね。


御所車も、去っていきました。平安絵巻もこれで終了です。


昨年は、諏訪大社の「御柱祭」の里引きを見に行ったのですが、御柱祭を「動」としたら、葵祭は「静」ですね。どちらの祭も歴史があり見応えがありました。ただ、諏訪大社は7年に一度なので、なかなか見る機会はありませんが、葵祭は毎年見ることができます。また来年もですが、その前に7月には祇園祭、10月には時代祭がありましたね。

※訪問日 5月15日