今年の夏山は奥穂高岳に登るのが目標でした。しかし、今年の夏も天候が不順でなかなかチャンスがありませんでした。ちょっと諦めていたのですが、9月に入ってやっとチャンスが訪れました。
奥穂高岳には過去に3回登っているのですが、この15年ほどご無沙汰していました。そろそろ体力的にもしんどくなって来たので、歩けるうちに登っておこうと出かけました。しかし、登頂はできたものの反省すべきことが多々ありました。それは、これから徐々に書きたいと思います。
山旅の出発は、上高地バスターミナルからです、沢渡のバスターミナルから、うまくタクシーに5人で相乗りできたので、安く早く上高地に到着です。9月4日5時50分の上高地バスターミナルです。穂高は見えますが、高曇りといった天候です。

登山届けを提出して出発です。単独行なので気を引き締めて歩きます。すぐに河童橋が見えてきました。目的の奥穂高岳も左手奥の方に見えています。

早朝の河童橋は静かです。梓川の水はいつ見ても清々しいです。

河童橋も足早に通り過ぎます。今回は登頂を一番に考えて、荷物を極力軽くしました。従って、カメラもコンデジ(キャノンパワーショットS110)にしました。(やはり写りは、よくなかったです。)

明神岳がこのように見えてくると明神も近いです。

明神から見上げる明神岳です。ここで必ず休憩をします。コンビニのおにぎりを、ほおばりました。

横尾街道は平坦で、歩きやすい道です。穂高や槍へのプロローグとしては最高の道だと思います。サラシナショウマが咲く道を行きます。

今回は、時期的にもお花はあまり期待できませんが、トリカブトの紫が目につきました。

景色も飽きさせることがありません。変わりゆく穂高の峰々を眺めながら先を急ぎます。

やがて、徳沢に到着です。いつ来ても心和む風景です。

徳沢園は、昨年の蝶ヶ岳登山の折にお世話になりました。昨年は「蝶ヶ岳のんびり登山」ということで、1日目はゆっくり上高地を散策して、ここで一泊したのです。やはり、そのペースが私には合っていたようです。

徳沢あたりから見上げる前穂高岳の岩峰です。

しばらく行くと、猿の楽園?がありました。猿の群れは、涸沢やザイテングラードの取り付きあたりでも見ました。

そして、横尾に到着です。ここまで上高地を出発して3時間半です。ここまでは、私としては、まずまずのペースで歩けたようです。

穂高をめざす人は左へ、槍をめざす人はまっすぐ、蝶ヶ岳をめざす人は右へと、ここは山の分岐点です。私は、もちろん左へ進みます。

横尾大橋で、これまで道の左手に流れていた梓川を渡ります。

しばらく進むと、屏風岩が目の前に迫ってきます。

今日はクライマーの姿は見えませんでした。やはり垂直より水平がよろしいようです。

横尾から涸沢までの道は、屏風岩を回り込むように進みます。

ソバナでしょうか。

横尾を出てから1時間半(標準コースタイムは1時間)やっと本谷橋が見えてきました。

今日はここまでです。ここからが本格的な登りが始まるのですが、すでに遅れ気味のようです。3時までには、涸沢には着けるように頑張りましょう。
<つづきます>
※登山をした日 9月4日
奥穂高岳には過去に3回登っているのですが、この15年ほどご無沙汰していました。そろそろ体力的にもしんどくなって来たので、歩けるうちに登っておこうと出かけました。しかし、登頂はできたものの反省すべきことが多々ありました。それは、これから徐々に書きたいと思います。
山旅の出発は、上高地バスターミナルからです、沢渡のバスターミナルから、うまくタクシーに5人で相乗りできたので、安く早く上高地に到着です。9月4日5時50分の上高地バスターミナルです。穂高は見えますが、高曇りといった天候です。

登山届けを提出して出発です。単独行なので気を引き締めて歩きます。すぐに河童橋が見えてきました。目的の奥穂高岳も左手奥の方に見えています。

早朝の河童橋は静かです。梓川の水はいつ見ても清々しいです。

河童橋も足早に通り過ぎます。今回は登頂を一番に考えて、荷物を極力軽くしました。従って、カメラもコンデジ(キャノンパワーショットS110)にしました。(やはり写りは、よくなかったです。)

明神岳がこのように見えてくると明神も近いです。

明神から見上げる明神岳です。ここで必ず休憩をします。コンビニのおにぎりを、ほおばりました。

横尾街道は平坦で、歩きやすい道です。穂高や槍へのプロローグとしては最高の道だと思います。サラシナショウマが咲く道を行きます。

今回は、時期的にもお花はあまり期待できませんが、トリカブトの紫が目につきました。

景色も飽きさせることがありません。変わりゆく穂高の峰々を眺めながら先を急ぎます。

やがて、徳沢に到着です。いつ来ても心和む風景です。

徳沢園は、昨年の蝶ヶ岳登山の折にお世話になりました。昨年は「蝶ヶ岳のんびり登山」ということで、1日目はゆっくり上高地を散策して、ここで一泊したのです。やはり、そのペースが私には合っていたようです。

徳沢あたりから見上げる前穂高岳の岩峰です。

しばらく行くと、猿の楽園?がありました。猿の群れは、涸沢やザイテングラードの取り付きあたりでも見ました。

そして、横尾に到着です。ここまで上高地を出発して3時間半です。ここまでは、私としては、まずまずのペースで歩けたようです。

穂高をめざす人は左へ、槍をめざす人はまっすぐ、蝶ヶ岳をめざす人は右へと、ここは山の分岐点です。私は、もちろん左へ進みます。

横尾大橋で、これまで道の左手に流れていた梓川を渡ります。

しばらく進むと、屏風岩が目の前に迫ってきます。

今日はクライマーの姿は見えませんでした。やはり垂直より水平がよろしいようです。

横尾から涸沢までの道は、屏風岩を回り込むように進みます。

ソバナでしょうか。

横尾を出てから1時間半(標準コースタイムは1時間)やっと本谷橋が見えてきました。

今日はここまでです。ここからが本格的な登りが始まるのですが、すでに遅れ気味のようです。3時までには、涸沢には着けるように頑張りましょう。
<つづきます>
※登山をした日 9月4日