奥穂から紀美子平まで吊尾根を歩いて来ましたが、思った以上に時間がかかってしまいました。紀美子平から岳沢小屋に電話をして泊めてもらえることになったので一安心ですが、今から重太郎新道を下りなくてはなりません。コースタイムは、岳沢小屋まで下り2時間となっていますが、とても2時間では行けそうにありません。朝から歩き詰めなので、足にも負担がきている感じです。おまけに紀美子平からは、いきなり急な鎖場が連続するので、まだまだ緊張がつづきます。従って、カメラの出番もあまりありませんでした。
奥穂を振り返ります。この時間は、これから奥穂をめざす登山者も何人かいました。
これからめざす岳沢小屋が下に見えます。ここからひょいと飛び降りたい心境です。
下りて来た道を振り返ります。
明神岳を左手に見ながら下りていきます。
岳沢パノラマという所までやってきましたが、一向に小屋は近づきません。
いつのまにか穂高の頂上に雲がかかってきたようです。ちょうどいい時に山頂に立てたようです。山の神様に感謝です。
この写真が重太郎新道での最後の写真です。案の定、時間がかかりました。最近は、コースタイムの1.5倍の時間がかかるようになりました。もう、写真を写す気力も無くなってしまいました。ただひたすら小屋をめざして歩いていると行った感じです。
そして、時計の針が午後5時をさそうとしている少し前に、小屋に到着することができました。涸沢小屋を出発して11時間30分が経過していました。自分で選んだ道なので、自分の責任ですが、吊尾根や重太郎新道を甘く見ていたようです。いや、穂高岳を甘く見ていたようにも思います。自分の実力に合ったルートや日程で登るべきでした。
8時に就寝しようとした頃、屋根を叩く雨音が聞こえてきました。天気予報では、翌日は曇りの予報でしたが、雨が早くやってきたようです。
翌日、目が覚めても雨の止む気配はありませんでした。あまり着たくはありませんが、雨具を付けて出発です。
天気が良ければ、上高地を眺めながらゆっくりくつろげるテラスでしょう。
お世話になった岳沢小屋を後に、一路上高地をめざします。岳沢小屋のみなさん、本当にありがとうございました。
雨の中を黙々と約2時間歩いて、上高地に到着です。雨がけっこう降っていたので、途中の写真もありません。
やっと振り出しに戻って着ました。穂高の山々はもちろん見えません。
2泊3日の奥穂高岳への旅が終わりました。最後に雨に降られましたが、山の上では天気にも恵まれ、素晴らしい登山ができました。怪我もなくと言いたいところですが、重太郎新道で岩と喧嘩をして左足に擦り傷をしました。それぐらいで無事に下山できたのも山神様のおかげかもしれません。反省することも多々ありましたが、これからも自分の実力に合った登山を続けたいと思います。
7回に渡って綴って来ました穂高紀行もこれで終了です。いつも見ていただいてありがとうございました。
※山から下りた日 9月6日
奥穂を振り返ります。この時間は、これから奥穂をめざす登山者も何人かいました。
これからめざす岳沢小屋が下に見えます。ここからひょいと飛び降りたい心境です。
下りて来た道を振り返ります。
明神岳を左手に見ながら下りていきます。
岳沢パノラマという所までやってきましたが、一向に小屋は近づきません。
いつのまにか穂高の頂上に雲がかかってきたようです。ちょうどいい時に山頂に立てたようです。山の神様に感謝です。
この写真が重太郎新道での最後の写真です。案の定、時間がかかりました。最近は、コースタイムの1.5倍の時間がかかるようになりました。もう、写真を写す気力も無くなってしまいました。ただひたすら小屋をめざして歩いていると行った感じです。
そして、時計の針が午後5時をさそうとしている少し前に、小屋に到着することができました。涸沢小屋を出発して11時間30分が経過していました。自分で選んだ道なので、自分の責任ですが、吊尾根や重太郎新道を甘く見ていたようです。いや、穂高岳を甘く見ていたようにも思います。自分の実力に合ったルートや日程で登るべきでした。
8時に就寝しようとした頃、屋根を叩く雨音が聞こえてきました。天気予報では、翌日は曇りの予報でしたが、雨が早くやってきたようです。
翌日、目が覚めても雨の止む気配はありませんでした。あまり着たくはありませんが、雨具を付けて出発です。
天気が良ければ、上高地を眺めながらゆっくりくつろげるテラスでしょう。
お世話になった岳沢小屋を後に、一路上高地をめざします。岳沢小屋のみなさん、本当にありがとうございました。
雨の中を黙々と約2時間歩いて、上高地に到着です。雨がけっこう降っていたので、途中の写真もありません。
やっと振り出しに戻って着ました。穂高の山々はもちろん見えません。
2泊3日の奥穂高岳への旅が終わりました。最後に雨に降られましたが、山の上では天気にも恵まれ、素晴らしい登山ができました。怪我もなくと言いたいところですが、重太郎新道で岩と喧嘩をして左足に擦り傷をしました。それぐらいで無事に下山できたのも山神様のおかげかもしれません。反省することも多々ありましたが、これからも自分の実力に合った登山を続けたいと思います。
7回に渡って綴って来ました穂高紀行もこれで終了です。いつも見ていただいてありがとうございました。
※山から下りた日 9月6日