上高地を出発して、本谷橋まで歩いてきました。時刻は11時27分です。ここで昼食にします。

つり橋を渡り、対岸で休憩です。本谷橋を渡るのも15年ぶりのことです。

ここは、河原にも降りられます。皆さんもここで休憩したり、昼食をとったりされていました。私もコンビニのおにぎりをほおばりました。(ラーメンでも作ってと思うのですが、小型のバーナーすらも軽量化のために置いて来ました。)

いつまでも休んでいられません。そろそろ出発しましょう。ここからの道が本格的な登りです。ここから涸沢までは、標準タイムで2時間です。ふと見上げると、北穂が見えました。

しんどい登りですが、頑張るパパの姿に私も励まされました。父と娘の二人連れでした。お母さんはどうしたのでしょう?

下ばかり向いて歩かないで、上を見上げると素晴らしい景色が広がってきました。白出のコルから奥穂に続く稜線です。

足元のお花にも励まされながら登ります。(ヨツバシオガマでしょうか?)

ゆっくりな歩みですが、山が迫ってくるのがわかります。いつの頃からか青空が広がっていました。

まだ緑色のナナカマドが迎えてくれます。あと1ヶ月もしないうちに、真っ赤に色づくのでしょう。

一度だけ紅葉の時期に来たことがあります。この辺りも真っ赤に染まることでしょう。どうやら涸沢に着いたようです。

涸沢には、涸沢ヒュッテと涸沢小屋がありますが、今回は泊まったことがない涸沢小屋を選択しました。

涸沢小屋をめざして最後のひと踏ん張りです。(ちょっと見にくいですが、山の下にあるのが涸沢小屋です。)

涸沢カールとテント村、おなじみの景色が広がります。ここで3度キャンプをしたことがあります。若い頃は、重いテントや食料を運び上げても平気でした。

午後2時20分に、やっと涸沢小屋に到着です。上高地を出発して、8時間30分でした。涸沢小屋は山にへばりつくように建てられています。

宿泊手続きをしたら、やはりこれです。「うまい!」と声が出ました。

涸沢小屋の大展望テラスからの眺めです。北尾根と涸沢ヒュッテとテント村です。

涸沢ヒュッテをアップです。

涸沢カール上部の吊尾根です。

前穂をアップです。

テラスでくつろぐ登山者の皆さんです。

味のある標識です。

いつまでも見飽きることがない景色です。

ヘリコプターがうるさく上空を飛んでいました。私が小屋に着く頃から、北穂に向かう登山道あたりをホバリングしていました。救助ヘリなので遭難だと思いました。翌日に聞いたのですが、どうやらその方はお亡くなりになったそうです。朝にもザイテングラート(明日、通る登山道です。)で滑落があり、その方も亡くなったと聞きました。やはり穂高は厳しい山です。明日は心を引き締めて歩かねばと思いました。

山小屋では6人部屋に泊めてもらいました。比較的空いていたので5人で寝ることができました。そして、なんと5人の中で私が一番若かったのです。中には70代の方もおられました。登って来た山を聞くと、結構難しいコースもあり、皆さんの健脚ぶりにびっくりしました。
けっこう歩いたので疲れました。8時前には夢の中にいました。
<つづきます>
※登山した日 9月4日

つり橋を渡り、対岸で休憩です。本谷橋を渡るのも15年ぶりのことです。

ここは、河原にも降りられます。皆さんもここで休憩したり、昼食をとったりされていました。私もコンビニのおにぎりをほおばりました。(ラーメンでも作ってと思うのですが、小型のバーナーすらも軽量化のために置いて来ました。)

いつまでも休んでいられません。そろそろ出発しましょう。ここからの道が本格的な登りです。ここから涸沢までは、標準タイムで2時間です。ふと見上げると、北穂が見えました。

しんどい登りですが、頑張るパパの姿に私も励まされました。父と娘の二人連れでした。お母さんはどうしたのでしょう?

下ばかり向いて歩かないで、上を見上げると素晴らしい景色が広がってきました。白出のコルから奥穂に続く稜線です。

足元のお花にも励まされながら登ります。(ヨツバシオガマでしょうか?)

ゆっくりな歩みですが、山が迫ってくるのがわかります。いつの頃からか青空が広がっていました。

まだ緑色のナナカマドが迎えてくれます。あと1ヶ月もしないうちに、真っ赤に色づくのでしょう。

一度だけ紅葉の時期に来たことがあります。この辺りも真っ赤に染まることでしょう。どうやら涸沢に着いたようです。

涸沢には、涸沢ヒュッテと涸沢小屋がありますが、今回は泊まったことがない涸沢小屋を選択しました。

涸沢小屋をめざして最後のひと踏ん張りです。(ちょっと見にくいですが、山の下にあるのが涸沢小屋です。)

涸沢カールとテント村、おなじみの景色が広がります。ここで3度キャンプをしたことがあります。若い頃は、重いテントや食料を運び上げても平気でした。

午後2時20分に、やっと涸沢小屋に到着です。上高地を出発して、8時間30分でした。涸沢小屋は山にへばりつくように建てられています。

宿泊手続きをしたら、やはりこれです。「うまい!」と声が出ました。

涸沢小屋の大展望テラスからの眺めです。北尾根と涸沢ヒュッテとテント村です。

涸沢ヒュッテをアップです。

涸沢カール上部の吊尾根です。

前穂をアップです。

テラスでくつろぐ登山者の皆さんです。

味のある標識です。

いつまでも見飽きることがない景色です。

ヘリコプターがうるさく上空を飛んでいました。私が小屋に着く頃から、北穂に向かう登山道あたりをホバリングしていました。救助ヘリなので遭難だと思いました。翌日に聞いたのですが、どうやらその方はお亡くなりになったそうです。朝にもザイテングラート(明日、通る登山道です。)で滑落があり、その方も亡くなったと聞きました。やはり穂高は厳しい山です。明日は心を引き締めて歩かねばと思いました。

山小屋では6人部屋に泊めてもらいました。比較的空いていたので5人で寝ることができました。そして、なんと5人の中で私が一番若かったのです。中には70代の方もおられました。登って来た山を聞くと、結構難しいコースもあり、皆さんの健脚ぶりにびっくりしました。
けっこう歩いたので疲れました。8時前には夢の中にいました。
<つづきます>
※登山した日 9月4日