はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

今年登った山を振り返りました(入笠山・蓼科山)

2024-12-25 19:15:15 | 山歩き
入笠山 (10/1)

大阪を早朝に出発して、富士見パノラマリゾートに到着したのは10時半ごろでした。
さっそくゴンドラに乗り込みました。


あっという間に山頂駅です。文明の利器はありがたいです。


少しだけ雲の切れ間から赤岳(左)と権現岳の頂上が見えました。


10分ほどで、入笠湿原にやって来ました。


木道がよいアクセントでした。


ここには5月〜6月には120万本のすずらんが咲き乱れるそうです。


山彦荘に到着です。


入笠山はサルオガセが有名なようでした。


緩やかな山道を登って行きます。


山頂駅からゆっくり歩いて約1時間、頂上が見えてきました。


実は入笠山には2度目の訪問になります。
前回に訪れたのは2011年5月のことでした。まだブログをやっていない頃のことです。
ゴンドラ山頂駅から約1時間で山頂です。標高は1955mです。


残念ながら八ヶ岳の稜線は雲の中でした。


翌日に登る予定の蓼科山の頂上付近にも、雲がついていました。


さらに左の方向を見ると、何やら穂高連峰のような山塊が見えました。


中央アルプスも雲の中でした。


霧ヶ峰がよく見えました。


諏訪湖です。


再び入笠湿原です。


印象的な木は、シラカバでしょうか。


湿原の中の木道です。


エゾリンドウです。


下山もゴンドラで楽ちんです。


ふと右手を見ると‥。最後にやっと富士山が見られたので嬉しかったです。




蓼科山 (10/2)

蓼科山は深田久弥の「日本百名山」の一座で、その端正な姿から諏訪富士とも呼ばれています。

午前7時、蓼科神社の鳥居をくぐって登山開始です。


最初は傾斜の緩やかな道を登っていきます。


50分ほど歩いたでしょうか。後ろを振り返ると、鹿島槍ヶ岳が見えました。


徐々に傾斜が増し、石ころがゴロゴロする道に変わってきました。


ブレていますが、道が荒れているのがわかるでしょうか。下山では足が滑って厄介でした。


かなり登ってきた所で振り返ると、白馬三山も見えました。これは頂上からの景色が期待できそうです。


前方が開けてきました。将軍平にある蓼科荘も近いようです。


蓼科荘に到着です。コースタイムは1時間25分ですが、1時間45分かかりました。


八ヶ岳ブルーと白い雲です。


蓼科荘から頂上まではコースタイム30分ですが、ここからが本当に大変でした。


ゴツゴツした岩場がどこまでも続きます。


ストックもたたんで必死に岩場を登りました。久しぶりに辛いと思いながらの登りでした。
途中で景色の良い所もありましたが、写真を撮る余裕もありませんでした。

なんとか頂上山荘も過ぎて、やっと頂上が見えてきました。(同行のMさん撮影)


標高は2530mです。7時に登山口を出発して、到着時刻は9時40分でした。

八ヶ岳です。


南アルプス方面もよく見えました。


頂上付近は、ゴツゴツとした石が転がる荒涼とした世界でした。


後ろの山は浅間山です。最後の登りで背中を押してくれました。


青い屋根は山頂直下に建つ「蓼科山頂ヒュッテ」です。


蓼科神社奥宮にお詣りしました。


次は西側の景色を楽しみます。蓼科山は独立峰なので360度の景色が楽しめます。
遠くの山並みは後立山連峰です。剱岳も見えました。


槍・穂高の眺めです。体力的に、標準レンズしか持って来れませんでした。


乗鞍岳です。この日は天気は良かったのですが、景色はやや霞んでいました。


白樺湖と霧ヶ峰(車山)です。


美ヶ原方面です。


御嶽山です。


中央アルプ方面です。


八ヶ岳と南アルプスです。


頂上で1時間ほど過ごしたでしょうか。名残はつきませんが下山です。


すぐお隣の山は、昨年に登った北横岳です。


蓼科山荘をめざしてして大分水嶺の道を下っていきます。


縞枯模様が見えました。


すっかり明るくなった林もきれいでした。


七合目登山口に戻ったのは1時37分でした。下りも2時間半ほどかかりました。
コースタイムだけなら簡単に登れそうな山ですが、実際はけっこうきつい山でした。
しかし、頂上からの景色は最高で満足のいく山行になりました。


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