ただそれだけなのに、
どうしてこんなに特別なんだろう。
第2回本屋大賞を受賞した、
恩田陸の同名小説の映画化。
1000人で一緒に24時間80kmを歩く歩行祭
特別なこの日だから私は秘密の賭けをする
かなり前に原作 を読んだので、
記憶は曖昧ながら、
あらすじは、
おおよそ分かっていました。
ただ歩くだけのストーリーを、
映画になんてできるとは、
思っていませんでした。
どのように映画化したのか
興味をもって見てきました。
映画も2時間のほとんどが、
ただ歩くだけ。
あまり本との
違いはなかったように思いました。
でもあのテンション高い男の子は
映画となると、はしゃぎすぎの感がして、
見ていてこちらの方が、
恥ずかしくなるような気がしました。
主役の貴子(多部未華子)の、
押さえた表情、
初々しくていい感じでした。
他の人は少し大人っぽい気がしましたが、
彼女は本当の高校生という感じです。
最初の頃はダラダラとして
眠くなってきました。
この眠いまま続いていくのかなと思っていたら、
残り20キロ位のところから
徐々に画面に引き込まれて行きました。
自分も歩行祭を歩いている気分になって
足が痛くて疲れたような気持ちに
なってしまいました。
でも自分だったら80キロは絶対無理!
0を取った8キロ位で精一杯!
青春て純粋で、
思うようにいかずイライラして、
なんか見ていてじれったい、
そんな気がしました。