花ごよみ

映画、本、写真など・

バラの絵

2006-10-17 | 水彩画


 
画像クリックで拡大します。



花の美しい時はほんの少しの間。 

はかない命を惜しむかのように
きれいな色、香りで今を自己主張
しているかのようです。
 
 
はつらつとした感じのバラ。


 

(10/1 鶴見緑地にて撮影)



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無痛  (久坂部 羊)  

2006-10-17 | 本 か行(作家)

無痛

序章から凄惨な現場シーン。
そんなに詳細に描かなくっても…。
飛ばしながら読みました。

なにしろ描写のどぎつさには閉口です。 
 
 
患者を診ると症状が分かる、
二人の医者。 

統合失調症を装いながら、
別れた妻へ、
ストーカー行為をする、
佐田の不気味さ。
 
痛みの感覚がない男、イバラ。
先が読めない彼の行動。
 
精神障害児童施設にいて、 
メールでしか会話が出来ない、 
十四歳の少女サトミ。

犯罪と病気の境目、
刑法39条の心神喪失の問題点を 
提起する刑事。 

これらの登場人物は複雑に 
交差し合っている。
 
全体的に、気持ち悪すぎて、
かなり飛ばしました。
さすがに文字を、
一つ一つていねいに読むことは
できませんでした。 

でも、早く先が知りたくて 
途中で止めてしまうことは出来ません。

重苦しい内容ですが、
読ませる作品でした。
 
最後の終わり方は気になりますが…。



コメント (6)
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