花ごよみ

映画、本、写真など・

黄檗山萬福寺

2007-05-15 | 古寺(花など)
(京都府宇治市)

 山門をくぐり抜ければ世界は中国。
 

中国系の伽藍が、立ち並ぶ広大な境内は、
訪れる人もまばらで、
清逸な空気が流れていました。

宗祖はインゲン豆、
普茶料理の由来となった、
明からの渡来僧、隠元禅師。

参道の中央の石は、
龍の背を表す平石。
 

行事や儀式を知らせる、
魚の形をした鳴り物。
木魚の原型で、今も使用されています。
    

この花はアヤメ?
菖蒲、アヤメ、杜若…よく分かりません。
 

回廊を進んでいくと美しい 
黄菖蒲に出会いました。
…って黄菖蒲であってるのかな?
 

めずらしい中国風の、
卍模様の手すり。

卍模様は仏教によって伝来し
黄檗禅を通じて改めて、
日本にもたらされたということです。
 

伽藍をつなぐながーい回廊。
 




コメント (10)
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