原作は白土三平のコミック。
監督は崔洋一。
同名コミックの実写映画化。
逃れることはできない忍びのおきて。
孤独、そして命がけの逃亡。
主演は松山ケンイチ。
彼が忍者カムイを演じています。
脚本は宮藤官九郎と崔洋一の共同作。
共演は小雪、大後寿々花、
伊藤英明、佐藤浩市、小林薫…。
生き延びるために忍になったカムイ。
でも、掟に縛られる世界を厭い、
抜け忍となる。
次々表れる追っ手、
生き抜くため、逃げる。逃げる。
先の見えない逃亡劇。
佐藤浩市の妻を演じる、
不気味な土屋アンナ。
印象に残りました。
カムイと思いを寄せる、
サヤカ役大後寿々子とのシーンは
ほのぼのして、
ざらざらした世界観の物語の中では
ほっとします。
村人ととの交流は温かく、
その後に起きる悲劇との対比が
残酷で悲しすぎます。
銭ゲバといいカムイといい
前髪の長いコミックキャラ、
松ケンは見事に体現しています。
ワイヤーアクションシーン、
CGを使った忍術。
それとでかい鮫!!
不自然さも感じられるけど
結構、視覚的には楽しめました。
伊藤英明との対決シーン、
体格からして伊藤英明のほうが
たくましく、強く見えましたが…。