ATOM
2009-10-18 | 映画
監督・脚本:デビッド・バワーズ
出演:字幕版ではフレディ・ハイモア、
ニコラス・ケイジ。
上戸彩、役所広司 が吹き替え版に出演。
吹き替え版を観ました。
アトムの声の上戸綾、
天馬博士の役所広司はぴったり、
とてもいい感じに思いました。
手塚治虫作の名作漫画を、
海外制作のフルCGによって映像化。
科学省長官テンマ博士が作った、
息子のトビーによく似た最新型ロボットは
他のロボットの暴走事故によって命を失った。
記憶までもトビーのDNAから採取し、
それをアップロード。
そのロボットにはお茶の水博士が、
開発したエネルギー“ブルーコア”を搭載。
でもやっぱり元の息子とは違うもの。
そしてついにはロボットを、
下界に追放してしまいます。

下界の子供たちとの遭遇を経て
「アトム」と自ら名乗って、
人間と生活をともにする。

ストーン大統領は最新兵器を、
手に入れようと“ブルーコア”が搭載された
アトムを探し出す。
とらわれの身となったアトムは
テンマ博士と再会を果たす。
自分を犠牲にすることを厭わず、
皆を守るために行動を起こします。
人間からロボットへと、
生まれ変わるアトム。
父との絆や生誕のいきさつに関し心の動揺、
心境の変化などを描いています。
人間とロボットの間で、
悩むのは漫画と同じ。
顔に違和感がありました。
なんか薄っぺらいのに肉感的、
口元も変だし…。
それがずっと気になって…
ストーリーも結構暗いです。
楽しむというより、
悲しくて、切ない気分になりました。

ロボット同士で戦うときは
「空を越えて~」の
アトムの歌にして欲しかった。
日本版のエンドロールで流れた
「空を越えて~」の歌は懐かしく、
感動的でやっぱり元気になります。