三浦しをんの同名小説の映画化。
監督は大森寿美男。
小出恵介、林遣都等が、
箱根駅伝出場を目指す、
大学陸上部員達を演じています。
天才ランナー、カケル(林遣都)。
寛政大学陸上競技部の、
リーダーでもあるハイジ(小出恵介)。
そして青竹荘で共同生活をする部員達。
彼等、それぞれのエピソードも、
おもしろく描かれています。
笑いと感涙の映画です。

一つの方向に向かって、
力を限界まで出し尽くし、
たすきをつないでいくマラソン。
不可能を可能にまで変えていったのは、
仲間の熱い友情、強い絆、まさに青春。

クライマックスの箱根駅伝のレースシーン。
部員達それぞれの心情、
がんばりがじんと伝わってきて、
心の中で応援している自分がいました。

カケル(林遣都)の走る姿、
とても颯爽としていて、
きれいなフォームで感心しました
実際はこんなにはうまくは
進んでいかないでしょう。
そしてストーリーも予測できます。
でもこれはこれでいいのです。
爽やかな気持ちで映画館を、
後にすることができる
作品でした。
試写会会場となった映画館の、
スタッフの人達全員、
寛政大学のTシャツを着ていました。
(10月31日上映)