花ごよみ

映画、本、写真など・

のぼうの城 (和田竜)

2011-06-26 | 本 ま、や行(作家)


のぼうの城 上 (小学館文庫)


のぼうの城 下 (小学館文庫)

「のぼう様」と呼ばれ、
領民たちから、
愛される謎の男、成田長親。

埼玉県行田市に昔、忍城があり、
そこには
「のぼう様」と言われる城主の長男が居り、
三成に対して戦を始める。

「のぼう様」の由来は「でくのぼう」から

小さな城、忍城(おしじょう)に、
攻めてくる三成の大軍。
守るは一千にも満たない兵士。
城の臨時城主は「のぼう様」

初戦は圧勝。

次に三成は本気になり、
水攻め行うが、
長親「のぼう様」は水攻め攻略に対し、
敵中で田楽踊りをおどり、鉄砲の的になる。

忍城側の武将には、
正木丹波 柴崎和泉、酒巻靱負、甲斐姫 、
それぞれが個性たっぷりに書かれています。

対する豊臣側の武将には、
石田三成、大谷吉継、長束正家

忍城に対し豊臣側は10倍の兵、
そして非常な水攻め、
でも忍城を落とせなかった。
どうしてなのか、
その謎を解明。

長束正家がたった一人だけ、
悪人っぽい。
その他の登場人物は
結構魅力ある人物に
描かれています。

読後感はいいです。
時代小説といっても
かたぐるしい表現ではなく、 
結構読みやすくて楽しめました。

野村萬斎主演で映画化。
水攻めなどのシーンがあり、
震災の影響で上映延期です。




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アンダルシア 女神の報復

2011-06-26 | 映画

「アマルフィ 女神の報酬」、
TVドラマ「外交官・黒田康作」に続く、
外交官・黒田康作を織田裕二が演じる今回の映画は
スペイン北部のアンドラ公国から、
バルセロナそしてタイトルのアンダルシアを
舞台として展開します。

前作「アマルフィ」と同じく監督は西谷弘。

出演は織田裕二、黒木メイサ、戸田恵梨香、
福山雅治、伊藤英明、鹿賀丈史、谷原章介、夏八木勲



黒田の新赴任地はスペイン、
警視総監の息子の日本人投資家に、
関する事件が起こる。
その事件を外交官・黒田が調査。

それをきっかけとして不正資金、
マネーロンダリングがからむ、
国際犯罪へと拡大。

事件の第一発見者、
黒木メイサが謎を含む銀行員。

伊藤英明は過去に内部告発をしたことによって
左遷された経験を持つ
インターポール捜査官、神足。



守るのは組織か捜査官の正義か、
最近なにかとよくあるパターンです。

黒田と神足、最初は、
ぎくしゃくしていましたが、
最終的には双方の立場を察して
足並みを一つにすることになります。



よ~く見ていなければ混乱する内容、
黒木メイサの不可解な行動に
ラストまで先が読めませんでした。
見終えてからああそうだったのか、
という感じ。

スペインの風景の美しさは、
もちろん楽しめました。



コメント (7)
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四天王寺の紫陽花

2011-06-26 | 古寺(花など)

一心寺に行く途中四天王寺に訪れました。

本坊に通じる道には
色とりどりの紫陽花、
とてもきれいでした。

たくさんの紫陽花に
出会えてうれしい♪


















ピンクの紫陽花、
違った場所で見ました。


六時堂と亀の池
亀がいっぱい


五重塔


南大門

いつもはお盆とお彼岸に行くので
こんなにひっそりとした四天王寺は
初めてでした。


大阪市天王寺区四天王寺
(6月19日)

コメント (2)
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