三億円事件を題材にした作品。
ある事件をきっかけに、
老刑事、滝口(奥田瑛二)と
若手刑事、片桐(渡辺大)が
三億円事件の真相迫る。
原作は永瀬隼介の同名小説。
監督は伊藤俊也。
主演は渡辺大と奥田瑛二。
共演は川村ゆきえ、武田真治、夏八木勲…。
奥田瑛二も渡辺大も頑張っていました。
武田真治も重くて暗い心を引きずった
記者をうまく演じていました。
事件の真相を追う二人の刑事。
二人のがんばりは伝わりましたが
犯行の動機づけという点では説明不足。
リアリティもちょっぴり
不足の感がありました。
とにかくストーリーはもちろん
映像からして暗くて重たい映画。
三億事件、警察の隠蔽体質と題材は面白く
期待はしていたのですが
無力感に終わってしまうようなラストが…
映画館ではなく録画してあるのを見たので
なにか見逃したのがあるのかなと思い
ラストを巻き戻し再度見直しました。
やっぱり見逃しはなかったです。
本とは違ったラストですが
このまま終わってしまったら
後味が悪いのでは…
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