漫画家・岡野雄一の、
4コマ漫画を実写化。
「ペコロスの母に会いに行く」
「ペコロスの玉手箱」が原作。
「ペコロス」とはちいさな玉ねぎ
ゆういちの光る頭のことを
玉ねぎになぞらえて
「ペコロス」と言っています。
漫画家・岡野雄一の、
認知症の母との日常と
過去を描いています。
主人公ゆういちには岩松了。
はげづらもよく似合っていました。
過去のペコロスの父母には
加瀬亮と原田貴和子。
現在のペコロスの母には赤木春恵、
認知症の母みつえを演じています。
原田知世と原田貴和子が姉妹で出演。
竹中直人、大和田健介らが共演。
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監督は森崎東。
認知症になってしまった
母の行動が切なくて、
ほろりとなりますが、
それをたくさんの笑いで
カバーしています。
ペコロスの母に会いに行くとは
母をグループホームに預けることになり。
そのグループホームにゆういちが、
会いに行くということです。
泣いて笑える映画になっていました。
認知症の哀しさつらさを、
ユーモアで包み
心温まる物語になっています。
こんな風に笑えたらどんなにか
いいだろうなとは思いますが…
認知症の母を見つめる
原作者の深い愛に感服です。
作者が当人で実際に
経験したことを描くという
実話ベースだから、
こんな風に描けるのでしょう。
舞台は長崎。
長崎の景色が叙情を添えます。
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