山門をくぐり抜ければ世界は中国。

中国系の伽藍が、立ち並ぶ広大な境内は、
訪れる人もまばらで、
清逸な空気が流れていました。
宗祖はインゲン豆、
普茶料理の由来となった、
明からの渡来僧、隠元禅師。
参道の中央の石は、
龍の背を表す平石。

行事や儀式を知らせる、
魚の形をした鳴り物。
木魚の原型で、今も使用されています。

この花はアヤメ?
菖蒲、アヤメ、杜若…よく分かりません。

回廊を進んでいくと美しい
黄菖蒲に出会いました。
…って黄菖蒲であってるのかな?

めずらしい中国風の、
卍模様の手すり。
卍模様は仏教によって伝来し
黄檗禅を通じて改めて、
日本にもたらされたということです。

伽藍をつなぐながーい回廊。
