花ごよみ

映画、本、写真など・

窓辺の観葉植物

2009-08-21 | 水彩画

淡い光を受けたグリーンが
目に優しく、涼しげです。


↑クリックで拡大できます









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我が家の夏の花達

2009-08-20 | 家の植物たち
やっと咲いた青紫のデュランタ。

今年は夏に咲く花が不作、
朝顔はまだ一輪も咲きません。


新しく買った花。
名札紛失。

追記…名前が判明、
マリーゴールドです。
教えてくださって
ありがとうございます。


これも新入りの、
ジニア(百日草)、プロヒュージョンチェリー。


こちらも↑と同じく新入りの、
トレニア3色。





野ボタン、やっと一つだけ咲きました。


ニオイバンマツリ。
これは春に咲いたのが、
また咲き出しました。


これも今年2度目の開花。
サンゴバナ。

 
赤丸オクラ。
昨年オクラが重宝しました。
今年は新たに、
赤丸という名が付いたオクラを購入、
どんな花が咲くのだろう?
どんな実が成るのかな?
楽しみなオクラです。












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告白 (湊かなえ)

2009-08-19 | 本 ま、や行(作家)
第一章 聖職者
終業式、退職を控えた、
中学の女性教師が
クラスの生徒を前にしての一人語り。

愛する一人娘を失った原因となる
教え子を告発。

その少年に対する復讐。

衝撃的な第一章の幕開け、
最初から、引き込まれます。

感情を交えないで語る、
女性教師がこわい。

第一章聖職者は驚きのラスト。
さらっとした書き方も、
よけいに不気味さを感じます。

第二章後は、登場人物が順々に、
真実を語るという構成。

感情移入は出来ない人達。
あまりに陰鬱で救いがないです。

事件を本人、級友、
家族から語らせ真相に導く。

どの章にもある悪意というベース。
それはラストまで続きます。

心の恐ろしさが伝わってきて、
気分が悪くなりそうな暗い話。

普通に生きてきた人達、
そんな人々が心に歪みが生じ、
傷つけ、憎み合う怖さ。

人間的な暖かさの
感じられない登場人物は
救いがないです。

それが不気味さを増大させます。

読書中の不快さはあっても
それでも止められない、

もっと先を読み進めたくなる小説です。

本を読み進めていくにつれ、
繋がりをみせるストーリー。

絡み合う伏線、すぐれた構成。

本作がデビュー。

「熱血やんちゃ先生」という名前、
なんか妙に浮いていて
この小説の薄暗い雰囲気に、
そぐわない感じ。
それが不思議と強い印象をもたらして
忘れられない名前になりました。


第29回小説推理新人賞受賞
2009年本屋大賞受賞
『このミステリーがすごい!2009年版』 国内第4位
『週間文春ミステリーベスト10』第1位

評価高いんですね!
図書館でもなかなか順番が
まわってきませんでした。











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葡萄の絵

2009-08-19 | 水彩画


↑クリックで拡大できます


一粒、一粒、光を受けて、
色の変化を生じる葡萄の実。








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本薬師寺跡の蓮の花

2009-08-18 | 古寺(花など)
ここ本薬師寺跡では、
ホテイアオイはまだ一部分しか
開花していなかったのですが、
今の時期に、思いがけない、
たくさんの蓮の花との
出会いがうれしかったです。

 

 
蓮の花と背景、
不思議な取り合わせ。

 
まるでチューリップみたい!

 

 



 

 

 

(奈良県橿原市)

8月13日撮影







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本薬師寺跡のホテイアオイ

2009-08-17 | 古寺(花など)

ついでがあったので、
ちょっと寄ってみました。

今年はかなり遅いらしく、
あまり咲いていませんでした。
地元の人の話では9月、10月頃が、
見頃だそうです。


西側の田んぼ2つ分位だけが
なぜか満開でした。






ホテイアオイの花は遅れていても
蓮の花はまだまだ見頃を保っていました。

次回は蓮をアップします。

(奈良県橿原市)

8月13日撮影






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HACHI 約束の犬

2009-08-16 | 映画

リチャード・ギアが主演。
ウィルソン教授を演じています。
監督は、ラッセ・ハルストレム。

もう一人の主人公、
いやもう一匹の主人公は「犬」ハチ。

字幕版で見ました。

 

午後5時のベッドリッジ駅、
教授の帰宅を駅前で待ち続けるハチ。

とにかく目を瞠る犬の演技。

老犬ハチは別の犬なのでしょうか。
ブサ犬になっていました。
でも愛嬌があってとても可愛い。

『ハチ公物語』(87年)をリメイク。
この映画はテレビで以前見ています。
渋谷駅前で主人を待ち続ける秋田犬ハチ公。

ストーリーはほぼ同じ、
この時も泣けました。

今回のリメイク、
充分、分かっているストーリーなのに
やっぱり泣けました。

とにかく感動というより、
悲しくて泣けました。

ハチの帰らぬ人を待ち続ける行為は
とても切ないです。

 

犬という動物は、一度主人と認めたら
その人に対しては、
とても情が厚い生き物なんですね。

永遠の別れの時は故人に泣きすがって
その場にいる人間以上に悲しむそうです。
そういう話を聞いたことがあります。

お葬式の時、ハチも同席して
教授の亡骸を見せて、
この世にもういなくなってしまうことを
よく理解させていたら
こんなにも待ち続けることなく
すんだのでは…?

賢い犬だし…。

あのままひたすら待ち続けるなんて
つらすぎます。

でもそんな展開だったら、
テーマが待ち続ける犬の映画とは、
また違ったストーリーの、
映画になってしまいますね。

パーカー・ウィルソン教授(リチャード・ギア)の
ハチに対する愛情に満ちた温かい表情、
印象深いです。

 

ハチ役の秋田犬、
とくに何かを訴えている、
黒目がちのつぶらな瞳の演技はすごい、
涙を誘います。

犬なのにあなどれない。

リチャード・ギアの演技と秋田犬の演技。
どちらの演技も負けず劣らず、いい勝負。






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四天王寺万灯供養

2009-08-15 | 古寺(花など)

8月9日~16日まで
四天王寺の中心伽藍で、
盂蘭盆会万灯供養が行われています。


 
先祖供養の蝋燭。
それに火が灯ると、
厳かな雰囲気に変化していきます。

私が先祖の霊名を記したろうそくも
この中にあります。

 

 
先祖を供養する提灯。
風にゆらゆら揺られて、
情緒があります。

 
始まりを待つ参拝客。
意外と大きな蝋燭の炎、
風が強くても、
なかなか消えることは
ありません。
でも私のろうそくは消えていました。
でも心配ないです。
すぐ世話係の若い男の人が、
ろうそくに火を灯しに来てくれました。

 
ほとんどがお参りに来る人達で
観光を目的の人はいなくて
いい雰囲気です。

 
五重塔もオレンジ色。


僧侶の後をお経を唱えながら
歩いていきます。




一回目が終了すると
ひっそりとした境内に変わります。

 
周囲が暗くなって幻想的な雰囲気に…。

 
すっかり日が暮れ、
帰りの参道は夜店の並ぶ
風景になっていました。

動画をコンデジで撮ってみました。












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円成寺に咲く桔梗&蓮

2009-08-14 | 古寺(花など)

正暦寺の次に訪れたのは
柳生街道沿いにある円成寺。
(奈良市忍辱山町)




八重の桔梗。








舟遊式の池には、
蓮もまだたくさん咲いていました。


蓮をバックに咲くミソハギ。




多宝塔の大日如来座像は
現存する運慶の作品の中では最も
若い時期の作品。
リアルで美しい若き運慶の傑作です。


楼門と多宝塔。

手前には萩。
萩の咲く頃にも訪れてみたいお寺です。
そのころには蓮と桔梗と萩、
贅沢な景観を目にすることが可能かも。


楼門


日本最古の春日造りの社殿。
モミジが少し色づき、
もう秋の風情?

(8月8日撮影)







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正暦寺(しょうりゃくじ)に咲く花々

2009-08-13 | 古寺(花など)

奈良公園を後に、
次に向かった所は正暦寺。

秋の紅葉の名所として名高い、
お寺です。


もう秋海堂の花が咲いています。
静かなたたずまいを見せる
お寺にマッチした、
とても愛らしい花です。

 

 

  
ヒガンバナ科のナツズイセン
葉がないことから
裸百合(ハダカユリ)とも
呼ばれるそうです。




この時期、
姥百合の花が目を引きます。


2対の百日紅の木
花はまだ数えるほどしか咲いていません。
満開の時にはまだ
出会えたことがないです。

 
緑が目に爽やかです。

 
花虎尾(ハナトラノオ)
昨年名前を教えて頂きました。

〈奈良市菩提山町〉


(8月8日撮影)







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