念願だった出水のツル展望室からの眺望に感嘆した。
遠く広い田に1万羽がひしめき無心に餌を食べている。近くにカラス、ハト、カモたちも仲間入りのユーモラスな風景。悪天候で北帰行がなく少しガッカリするが、若いガイドさんの「北帰行の親子が上空を旋回しながら鳴く声が『ありがとう、ありがとう』と聞こえます」との説明に涙腺が緩み、遠いツルに来年も来いよとつぶやく。次回はこのシーンに出会いたい。
故郷モンゴルでは人々が白い旗を振って待つと聞く。出水の人たちにも、来年も元気に〝再見〟の温かい希望の灯が残る。
鹿屋市 小幡晋一郎(75) 2008/3/6 毎日新聞鹿児島版掲載
写真はBird Watching さんからお借りしました。
遠く広い田に1万羽がひしめき無心に餌を食べている。近くにカラス、ハト、カモたちも仲間入りのユーモラスな風景。悪天候で北帰行がなく少しガッカリするが、若いガイドさんの「北帰行の親子が上空を旋回しながら鳴く声が『ありがとう、ありがとう』と聞こえます」との説明に涙腺が緩み、遠いツルに来年も来いよとつぶやく。次回はこのシーンに出会いたい。
故郷モンゴルでは人々が白い旗を振って待つと聞く。出水の人たちにも、来年も元気に〝再見〟の温かい希望の灯が残る。
鹿屋市 小幡晋一郎(75) 2008/3/6 毎日新聞鹿児島版掲載
写真はBird Watching さんからお借りしました。