更年期障害から体調を崩し、会うことすらかなわず、ただ遠くから祈りつつ見守ることしかできなかった友人○○さん。今年に入って時々「編み物を教えて…」と遊びに来てくれるようになった。
指もスムースに動かない手で、一生懸命ソックスを編む彼女に「無理しちゃ駄目よ…」としか言えない私だった。
彼女が昨日、可愛い花束と私のために焼いてくれたパウンドケーキを持って御祝いに来てくれたのだ。彼女は私の誕生日を覚えていてくれた。
嬉しかった!! 誰の贈り物よりも嬉しかった。
料理上手な彼女が焼いたケーキはしっとりとしてほんとうに美味しい。
ぼつぼつ始めた花作りも楽しそうで、庭の写真を見せてくれる彼女の表情は以前と変わらない。
「もう大丈夫、焦らず、ゆっくりゆっくり歩いていこうね…」と心の中でつぶやきながら別れた。
指もスムースに動かない手で、一生懸命ソックスを編む彼女に「無理しちゃ駄目よ…」としか言えない私だった。
彼女が昨日、可愛い花束と私のために焼いてくれたパウンドケーキを持って御祝いに来てくれたのだ。彼女は私の誕生日を覚えていてくれた。
嬉しかった!! 誰の贈り物よりも嬉しかった。
料理上手な彼女が焼いたケーキはしっとりとしてほんとうに美味しい。
ぼつぼつ始めた花作りも楽しそうで、庭の写真を見せてくれる彼女の表情は以前と変わらない。
「もう大丈夫、焦らず、ゆっくりゆっくり歩いていこうね…」と心の中でつぶやきながら別れた。