はがき随筆・鹿児島

はがき随筆ブログにようこそ!毎日新聞西部本社の各地方版に毎朝掲載される
「はがき随筆」は252文字のミニエッセイです。

からだのしくみ

2008-03-22 16:30:05 | はがき随筆
 今日は腸の話。からだが動いている時は腸も活動している。眠りに入ると腸も休む。遅い夜食は消化が悪いのはそのゆえんであろう。では試しに、就寝してから、からだの中から腸を動かしてみようと思う。
 あおむけに寝て、おなかの周りを緩め、ゆったりと呼吸を整える。それから頭の中から雑念を取り払い、腸のことだけを考える。ここがちょっと難しい。腸の形を想像するのも一つの方法だろう。脳の働きが腸に集中すると、腸が少しだけ動く。腸の中のガスがグルグルと鳴ればそれが腸の動いた証拠である。
 暇つぶしにお試しあれ。
   鹿児島市 高野幸祐(75) 2008/3/22 毎日新聞鹿児島版掲載