はがき随筆・鹿児島

はがき随筆ブログにようこそ!毎日新聞西部本社の各地方版に毎朝掲載される
「はがき随筆」は252文字のミニエッセイです。

フェイジョアの季節です

2011-10-18 20:55:00 | アカショウビンのつぶやき



切るとすぐに酸化して茶色になってしまいます。
カメラを探してる間にこんなになってしまいました。


ちょっと面倒ですが、スプーンでくり抜いて食べます。


今年は何故でしょう。
毎年、今ごろは鈴なりにぶら下かっている「フェイジョア」が
目を凝らして探さないと見つからないほど数が少ないのです。
猛暑のせいなのか、それとも30年近い老木ですから
弱ってきたのかもしれません。

収穫はいつも11月に入ってからですが、
今年は10日も早く落ちた実を拾いました。
この果物は、落果した時が食べ頃…という珍しい果樹ですが、
それにしてもたった3個は寂しい。
幹を揺すってみましたが、ただの1個も落ちる実はありませんでした。

亡夫に報告してから、朝食のデザートに頂きました。
味も香りも<いつもと変わらない美味しいフェイジョアでした。



花の季節は5月ですが、ご覧下さいね。

by アカショウビン


体験型宿泊

2011-10-18 20:18:50 | ペン&ぺん

 薩摩川内市シティセールス推進課に事務局を置く「薩摩川内スピリッツ・きやんせ博覧会」実行委員会が今月7日から11月30日の間、きゃんぱく2011秋旅を開催している。
 同市内の秋を満喫する61の体験プログラムを準備し、温泉スタンプラリーなども行っている。体験型の旅としては、パン作りやバター作り、石窯でのピザ作り、伊勢えび漁、農家への宿泊、革製品づくり、甑島で絶景を写真撮影するセミナーなど多彩なメニューが並んでいる。
 史跡や観光スポットを回って、記念撮影し次の場所へ急ぐという従来型のツアーとは違って、旅行客が自分で何かを体験するというプランだ。
 今年の春に続いての企画で、同課は「春は約1600人が参加し、イチゴ大福づくりなど食べ物関係が人気でした。きゃんぱくのホームページからも予約可能。ぜひ好みの旅をみつけてください」とPRしている。
   ◇
 体験型宿泊と言えば、南さつま市加世田本町に事務所を置く特定非営利活動法人エコ・リンク・アソシエーションに、以前お邪魔した際に、同法人がコーディネートする農家への民泊が増えていると聞いた。
 同法人は、04年に南さつま市周辺の農家への宿泊体験旅行の斡旋(あっせん)を開始。旅行代理店関係者の口コミで学校関係者へ話が広がり、中学生や高校生の修学旅行先として人気を呼んでいる。
 今では関東や関西から年約40校1万人が参加。薩摩半島の農家約620軒が宿泊先として登録し1軒あたり生徒3人ほどを1泊ないし2泊させ、農作物の収穫や陶芸などを体験させている。生徒にも好評で、4回目の農家民泊ツアーを申し込んだ学校もあるという。
   ◇
 秋の行楽シーズン。見て回る観光だけてなく、体験する観光もお勧めかもしれない。
  鹿児島支局長 馬原浩 2011/10/17 毎日新聞掲載