その季節でもないのに、私は毛布を身辺に置く。そして日差しがあるごとに日に当てる。なーんでか。それはね、イタイ、イタイ神経痛を和らげてくれるから。綿も、薄い羽毛も重さを感じるからだ。
冷房を長く入れていると痛いし、あまりの暑さは苦痛である。しまっておいたカシミヤ入りの毛布を身辺に置いて足をくるんだり、畳んで足を乗せたり。痛みを和らげることに一役買ってくれる。にわか雨で幸い明け方が涼しい時などに、なくてはらない一品だ。
柔らかさと、歩の暖かさに柔らかさと、歩の暖かさに包まれる季節外れの日々。
鹿児島市 東郷久子 2012/8/11 毎日新聞鹿児島版掲載
冷房を長く入れていると痛いし、あまりの暑さは苦痛である。しまっておいたカシミヤ入りの毛布を身辺に置いて足をくるんだり、畳んで足を乗せたり。痛みを和らげることに一役買ってくれる。にわか雨で幸い明け方が涼しい時などに、なくてはらない一品だ。
柔らかさと、歩の暖かさに柔らかさと、歩の暖かさに包まれる季節外れの日々。
鹿児島市 東郷久子 2012/8/11 毎日新聞鹿児島版掲載