春、ソウメンカボチャの種をもらい、まいた。初夏にダイダイ色の花が咲き、初めて受粉の作業をしてみた。実は日ごとに大きくなり、淡緑色のウリになった。7月になると成長は止まり、淡黄色のつるりとした肌は収穫の合図だろう飼う。迷いながら収穫。1.5㌔あった。輪切りにすると渦のようなスジが薄く見える。泡は淡黄色のそうめんになって解けた。その不思議さ。自然の造詣に驚いた。
ソウメンカボチャの名の由来に納得。三杯酢で食したが、カボチャの味と、シャキッとした食感がいい。
出水市 年神貞子 2012/8/31 毎日新聞鹿児島版掲載