2012年8月21日 (火)
岩国市 会 員 横山 恵子
父急死後、しばらくして原爆資料館ヘボランティアに行った時、手紙を渡された。それは、以前ガイドした大阪の小学6年生からのものだった。
「原爆の怖さを知り、帰ってから1~5年生に伝えました。これからも私たちができることに取り組んでいくつもりです……」。戦禍をくぐり抜けた父の声無き声を伝えなくては。手紙が背中を押してくれた。
今年も被爆地広島・長崎の平和式典に参列した人、人、人。心を一つにし、世界へ向け核廃絶を訴えるために……。何としても未来ある子供たちに平和というバトンを渡したい。
(2012.08.21 毎日新聞「はがき随筆」掲載)岩國エッセイサロンより転載
岩国市 会 員 横山 恵子
父急死後、しばらくして原爆資料館ヘボランティアに行った時、手紙を渡された。それは、以前ガイドした大阪の小学6年生からのものだった。
「原爆の怖さを知り、帰ってから1~5年生に伝えました。これからも私たちができることに取り組んでいくつもりです……」。戦禍をくぐり抜けた父の声無き声を伝えなくては。手紙が背中を押してくれた。
今年も被爆地広島・長崎の平和式典に参列した人、人、人。心を一つにし、世界へ向け核廃絶を訴えるために……。何としても未来ある子供たちに平和というバトンを渡したい。
(2012.08.21 毎日新聞「はがき随筆」掲載)岩國エッセイサロンより転載