風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

森の石松 97号

2007年06月05日 17時06分05秒 | 随想
やくざには少年時代に恐怖感を持っており、正義漢だった青年時代には憎悪感を持っていたのであるが、最近は任侠道に関心が有る。清水次郎長一家の森の石松や吉良の仁吉を知ったからである。そして偽者の指導者が横行していることに対する憤慨がある。問題解決を水戸黄門にお願いしたいが、次郎長一家で我慢をする。 次郎長が単なるのゴロツキの集まりの大将であったなら、天下の大親分とは言われなかった。その子分衆がまた凄く . . . 本文を読む

仏様の三大秘密 96号

2007年06月05日 10時01分04秒 | 仏教
奈良時代の倶舎宗(くしゃしゅう)・三論宗・成実宗(じょうじつしゅう)・法相宗・律宗・華厳宗に続いて、平安時代に最澄の天台宗と空海の密教が伝来した。両者は仏様には、三つの大きな秘密(三密)があるという。三密とは身密・口密・意密の三つを言い、それは、如来の在り方を意味し、それに対して我々凡夫の在り方は、「三業」と言い、「業」とは働きを意味する。つまり「密」は秘密の密であり、仏の働きは凡夫にとっては、測 . . . 本文を読む

おしどり夫婦・ライオン夫婦 95号

2007年06月05日 06時46分08秒 | 随想
高齢となり人生の悩みも有り、寺の草刈でもと思った時期があったが、適当な寺がなかったので、飯田市の援農ボランティアに興味本位で参加したのが、一年前のことである。 理工系の出身であるが、機械文明そして物・金万能文明に疲れて、還暦目前から農学系に変身したのである。4日間農家に泊り込み、寝食を共にして、果樹園の農作業を手伝う過酷な労働である。 80歳を超えるお爺さん・お婆さんが一生懸命に労働する姿を見る . . . 本文を読む