風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

正月は市田柿で吉凶占い 801号

2009年12月26日 07時15分12秒 | ワーキングホリデー飯田
信州伊那谷の市田柿は、種の数で吉凶を占う新年を祝う縁起物で、高森町の下市田で盛んに栽培されている渋柿の干し柿。

農家の軒下の柿暖簾は冬の風物詩だった。今は衛生管理の当局指導で、農業用ハウスで干される。

農家の軒下の柿は自然が育んだ絶品であるが市場には流通しない。

主人は理屈を重視し、真に美味いものを拒否する市場原理主義は違うと思うが、金儲けが出来ると寂しく笑う。

傘寿を超える婆ちゃんは渋が砂糖に変わると文学的表現をする。科学理論では間違えであるが、最近は納得している。自然の営みは理屈ではない。

65歳となり農奉仕は過酷であるが、80歳の婆ちゃんの叱咤激励が欲しいから、又来年も手伝う事になるだろう。

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