鍼が効くということはどういうことなのだろうか?外界との相互浸透の問題と捉え返すならば……。
本日の鍼灸実技の授業、胸鎖乳突筋と筋膜のつくるループ(繋がり)に着目して、胸鎖乳突筋へ、加えてループ上の他の部位への刺鍼によって頸の回旋の制限を改善する。というものであった。
それはそれで効果のあるもの、というか経絡・経穴を筋・筋膜とトリガーポイントとしただけでは無いかとも思えるのだが、それのみならず自 . . . 本文を読む
日々の宿題に追われている。大事なものとそうで無いものとを区別して関わっていくことの必要性痛感する。
現在、鍼灸学校は「国試」に向けて、毎月のように行われる実力試験・模擬試験、毎週の宿題、毎日の国試対策の授業、と「国試」「国試」の毎日である。が、その実態は、「国試」過去問の……である、でしかない。
実際の「国試」の問題が、その大部分が過去問の焼き直し的出題であるのだから仕方ないというか、本来、人 . . . 本文を読む