雪駄で、磨き上げられた滑る大理石の床の上を歩く鍛練を行なった。おそらくわずか数分であるのだが、しっかりと足元を意識して踏ん張って見ても尚且つ滑る大理石の床の上を歩くということは、長い長い距離との思いがする。
あまりに力を込めるので、僅か数分で足が痺れてくる。 . . . 本文を読む
人間が認知症になっていくということには二重性がある(あると捉えなければならない)と思える。
『看護の生理学(1〜3)』(薄井坦子 瀬江千史著 現代社白鳳選書)で説かれる「人間の解剖・生理」の究明の方法に学ぶならば、「認知症」というものも、「いのちの歴史」をふまえて、生命体の一般性としての「認知症」と人間の特殊性としての「認知症」の二重性で捉えなければならない、と思う。
まず生命体の一般性として . . . 本文を読む