東洋医学臨床論の過去問では、舌と脈の所見が記載されている、ことが多い。そこかだけからも解ける問題が随分あるので、主なものをまとめておきたい。(『旧版 東洋医学概論』による)
「舌体の形態」
胖舌:陽虚、熱盛
痩舌:気血両虚、陰虚
裂紋舌:陰虚、血虚
歯痕舌:気虚、脾虚
「舌質の色」
淡紅舌:正常、表象、軽い熱証
淡舌:陽虚、血虚、寒証(淡白舌と同じ)
紅舌:実熱、虚熱
絳舌:熱極、虚火
紫舌: . . . 本文を読む
東洋医学臨床論の過去問を解いて?いる。自身の手技療法の実力を培うものとして、と思う。
卒業試験勉強としての過去問集も解剖生理から始めて、リハビリ、医療概論、病理......東概、経穴を終わって、東臨(=東洋医学臨床論)に取り組んでいる。
過去問集の勉強は、自身のアタマの働きを四択クイズ的に創るとの思いから、出来る限り最小限にとの思いがあった。
しかしながら、東臨に手をつけてみると、自身の施術 . . . 本文を読む
連日、マスコミを賑わせている日馬富士の貴の岩に対しての暴行?
自身の管見の範囲内の事実から考えるならば、日馬富士にも自身の感情をコントロール出来無かった、と責められるべき部分が無いとは言えないが......と思える。
日馬富士による貴の岩に対しての暴行事件を知った時には、またやったのか!?相撲の世界=武道の世界と考えるならば、あり得ること、分からないことでは無いが、現代の日本という時代性、社会 . . . 本文を読む
『1日500円の小さな習慣 「隠れ貧乏」から「貯蓄体質」へ大変身』(横山光昭著 幻冬社)を読んだ。何事も一般的には同じ、と思えた。
昨日の朝日新聞朝刊に『1日500円の小さな習慣』という本の広告があり、その題名に惹かれて早速に読んだ。(ネットで注文するとその日の内に届くのには驚く)
何故に広告を見て早速に読んだのかといえば、その題名が、自身のこの十数年程の勉強、鍛練のありかたそのもの、と思えた . . . 本文を読む
鍼灸臨床実技の授業があった。鍼灸で治療することの難しさを感じる。
今夜の実技授業、下級生を患者としての鍼灸臨床実技の授業であった。
鍼や灸を使わず、の施術(狭義の手技療法術での施術)であれば、おおよその問題の在処も分かり、当面は何ということも無い(10年以上も続いている症状ということであるので、完全に治るかというと......)患者であったのだが、それを鍼灸で、東洋医学的な診断でそれに従って、 . . . 本文を読む
昼から気温が下がり始めた、夜にはところによって雪が降るそうな......なかなかに進まなかった季節もここから一気に冬へと変わっていくのだと思思える。
自身の実践も、季節の移り変わりに合わせて、と思う。
今朝は、まだ風も冷たくは無かったのだが......。 . . . 本文を読む
夏が終わったと思っていたら、いつの間にか今年も残すところ僅か。
時の流れの恐ろしいほどの速さに、もっと頑張らねば自身の人生も同じようにあっという間に終わりを迎える、との思いに。
街もいつの間にか、クリスマス?の装いに。 . . . 本文を読む
甲状腺の働きの一般性についてのイメージが少し明確になった、と思える。
甲状腺というものが独立した器官として存在する以上は、その(働きの)一般性が存在する筈、一般性として把握すべきであるとの思いで、甲状腺から分泌されるホルモンについて考えていたのだが、そのイメージは一向に明確にならなかった。
具体的には、教科書的には、甲状腺の働きは代謝を促進するホルモンを分泌することで、人間の代謝を適切に保つ為 . . . 本文を読む
「はりきゅう理論」の過去問を見返した。目に見えないものの学びの難しさを痛感する。
「はりきゅう理論」の過去問、簡単と難しいの両極端である。簡単なのは、はりきゅうに関わる事実の知識を問う問題、例えば、一寸三分〜三番の鍼の長さ、太さを問う問題、あるいは管鍼法の発明者を問う問題等である。
それに対して難しいのは、例えば、足三里に鍼をして、胃の働きが活発になったのは何故かを問う問題、あるいは鍼、灸によ . . . 本文を読む
カルシトニンとパラソルモンについて質問した。(人間の解剖生理を学ぶには)何のために?と問うことの必要性を痛感する。
カルシトニンとパラソルモンについての自身の理解は、それらが骨に関わってのカルシウムを取り込んだり出させたり、一方でカルシトニンがカルシウムの排泄もさせるのは何のために?としっかりと整理されていなかった。
国試過去問集を解く中で、このカルシトニンとパラソルモンがいったい何をしている . . . 本文を読む
「国試過去問題集」の学びなおしを行なっている。脳・神経系の問題の理解が大変困難である、それには二重の困難性がある、と思える。
2週間後の卒業試験に向けて国試過去問題集の学びなおしを行なっている(なぜなら、卒業試験とは建前で実質は国試合格可能性の選別試験と思えるので、その中身は当然に……と思えるから)のであるが、解剖、生理の問題をざっと解いてみて、難しいのは「脳・神経系」の問題であった。
理由は . . . 本文を読む
卒業試験まで20日を切ったため、卒業試験合格ラインの70%を確実に取るためにはやや実力不足(四択試験としてはかなり?)とも思え卒業試験までにやっておきたいことが多数あるので、卒業試験終了までブログ更新は不定期になります。悪しからず......。 . . . 本文を読む
食中毒には毒素型以外に感染型がある、と教わる。そんなバカな!?と思う。
鍼灸学校の「公衆衛生」の授業で食中毒には感染型と毒素型とがあり、毒素型は細菌が生み出した毒素によっての食中毒(例えば、ボツリヌス菌によるもの)、感染型は細菌が繁殖することによっての食中毒(例えば、腸炎ビブリオによるもの)である、と教わった。
自身では、毒素型というものはイメージ出来るけれども、感染型ということのイメージが、 . . . 本文を読む
第3回合同模試で、「胃」と「脾」を区別することが問われた。
「37歳女性。仕事でストレスがたまると油っこいものを多く食べる傾向、結果、腹部膨満感、腹痛、軟便が3ヶ月続いている。近所の医療機関で機能性胃腸症と診断。ストレスがあると症状悪化。舌苔白膩、脈弦。」
問題 最も適した病証はどれか。
1、脾胃の病証
2、脾腎の病証
3、肝胃の病証
4、肝脾の病証
との出題、に対して自身は「ストレス、脈弦 . . . 本文を読む