マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

SINCE:2002.2.24
氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

僕らはみんな河合荘6巻

2014-11-29 22:38:59 | マンガ












これ、久しぶりに、マンガ読んでて声出して笑ったわ(笑)。



主人公(嫉妬された兄ちゃん)が宇佐(うさ)君いうんで、ローマ字表記だと「USA」だからね(笑)。
ちなみに、嫉妬した姉ちゃんは麻弓(まゆみ)さんといいます。嫉妬とはいえ、別に宇佐くんのことが好きってわけではありません(ってか、宇佐と女の子は別にキスしてたわけではありません/笑)。
アニメひとくち評でこの作品も挙げた際にも書きましたが、この麻弓さん、




黙ってれば、ルックスだけなら、非の打ちどころのない美人です。


ただ、中身がいろいろ残念というか・・・




常にチヤホヤされてきたせいか、天狗になってしまったところもあり、恋愛に対して自分からいく分には不器用になってしまい、いつしか30手前になってしまった――そんな人です。
ゆえに、他人の恋愛やら、あるいは若さには、病的なまでに嫉妬して嫌がらせする人です(笑)。
ちなみに、上の壁ドンの画像とおいなりさんの画像、男は同じ顔してますが、前者は麻弓の職場の後輩で、後者は主人公の宇佐です。
「麻弓さんに好意のある(?)後輩が、宇佐似」ということから、主要メンバーが勝手に宇佐の姿を想像してただけです(笑)。
それはともかく。
ただ、まあ、麻弓さんという女性も、別に本気で他人の恋を台無しにしようとしているわけでなく、時折、「おまえ、そんなんじゃ・・・」といった、彼女なりの激励も込みのちょっかいを出してくる、って感じ――そう信じたいですね(笑)。

あと、これも笑っちゃったなぁ。
彩花(さやか)さんという、やはり宇佐から見ればお姉さんなキャラがいるんですが、この人はメイクした後と素顔とのギャップが激しい人らしく(作中で、読者に素顔が向けられたことはありませんが)・・・
で、その素顔を知る、っていうか、高校時代の彩花(元ヤンで腐女子?)を知る友達ツネコが、

「ナベちゃん(彩花)って、いつからアヒル口になったんやっけ?」

いったときの、



この反応に笑いました。後ろの三人の表情に(笑)。ってか、こんなときでもアヒル口を忘れない彩花が素敵です(笑)。
ってかさ、この作者の宮原るりって、恋愛パートは「女作者らしいなぁ」とは思うし、ギャグもやっぱ「下ネタでありながらも、どっか女の子的なセンス」ではあるけど、やっぱ笑っちゃうんだよね、おっさんとしても(笑)。


――ちなみに、このコがメインヒロインの律(りつ)です。――



こんな絵を描ける一方で、



これですからね。


この人のセンスは素晴らしい(笑)。
この人のほかの作品――恋愛ラボとかも読んでみようかなぁ。ただ、やっぱ作風変えてるんでしょうかね。

恋愛パートのほうは、宇佐にも律にもライバルが現れましたね。
シロさんの「意識改革が必要なのは、宇佐くんのほうだと思うけど」という台詞がね。ふたりの心理とか状況を的確にとらえてましたね。
って、律にとってはライバルとは言い難いか。椎名さんは、必ずしも宇佐にそういう感情を抱いているとは・・・?
で、これ、どうなるんですかね。女作者だけあって、律には自身の願望を色濃く反映させてくるのか、あるいは「この作品は、あくまでギャグメイン」「ゆえに、恋愛パートで余計な描写は不要(意外とあっけなく、宇佐&律が勝利)」とするか。
まあ、その辺は、お手並み拝見ということで。


P.S.
今回の「シロさんと俺」は、健康食品ネタがおもしろかったです(笑)。珍しく住子(すみこ)さんが暴力でツッコんでる(笑)。
コメント (4)
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「ごめんね青春!」がおもしろい

2014-11-03 13:04:26 | ドラマ
これ、おもしろいよなぁ(笑)。宮藤官九郎は、「あまちゃん」もそうだったけど、「懐かしさがおもしろい(決して古さを小馬鹿にせずに、小ネタに転換している)」ってシナリオ作りが上手いようやね。
スコラとかでらべっぴんで笑っちゃったよ。しかも、口にしたのがそこそこきれい目、というか、かつて“微妙に美人”であった保健のドンマイ先生(笑)。いや、いまも悪くはないんだけど、男っ気なさすぎて(周りは男子高校生ばっか)、ちょっとずれたおばさんになっちゃってるんですが。
それと、キャラ作りも上手。というより「変な奴を作り上げるのが上手」というべきか? いや、各キャラにモデルはいるのかもしれないけどさ(笑)。
えなり君のプレイボーイぶりなんて、その微妙さがおもろい(笑)。って、ちょっとHでかわいい奥さん貰ってんで、「元プレイボーイ」か。
そんなえなり君演じる一平(主人公の兄)と、前述のドンマイ先生が、





もしや不倫? (笑)



今回、一平とドンマイ先生が出会って、互いに意識して、ラストにえなり君(一平)による、





壁ドン(笑)。



そのうえで、互いに見つめ合い・・・(笑)
このふたりの行く末が非常に気になります。
生徒のほうに目を向けると、三女の生徒のあまりん。彼氏に対して、

「もっと強引に奪ってよ!」
↓(直後に、同じ学校の女生徒が視界に入ったため)
「離れてよ!」


言って、その彼氏を用水路に突き落としたのに笑った(笑)。じつはかなりの毒舌キャラでもあります。
まあ、両校合併後、ほかの男子生徒が気になり、乗り換えるんですが(笑)。

風間杜夫演じる主人公(と一平)の父親も、かなりお気に入り(笑)。
いや、オレらの世代にとっては、風間杜夫いわれれば、スチュワーデス物語の教官――訓練生たちの憧れの、「ストイックで、それでいて面倒見のいいハンサム(死語)」って印象が未だにあったりするんですが(オレだけか?)、そんな風間杜夫が、





エロ和尚(笑)。



和尚さんで、高校の理事長的立場なんですが、妻と死別していることもあってか、立場もわきまえずにやりたい放題でね。
とくに、デリヘル呼んで、とんでもないのが来たときの、





「チェンジ、チェンジ!



こんなん、オバマだってチェンジいうわ!」




に爆笑しちゃいました(笑)。

肝心の主人公・平助と、ヒロイン・蜂矢先生のことも。
まず、平助は(親父が理事長的な立場の)仏教系の男子高教師です。蜂矢先生も、その隣のミッション系女子高の教師です。
両校の合併騒ぎについてはね、比較的草食系の平助と、クソまじめでキツい性格の蜂矢先生(あまりにまじめすぎて、「先生は、処女です!」なんて宣言も/笑)も、双方の性格が対照的なこともあってか、対立気味でね。
ちなみに、蜂矢先生は腕っぷしも強くて、かつてはブラックタイガーなどと恐れられていたようです。
それが、今回・・・(笑)
両校の近辺を走る電車の中にね、「ひとつだけハートの吊革があり、それを一緒に掴んだ男女は永遠に結ばれる」なんて言われている吊革があるんですが、それに対し、蜂矢先生としては、最初は「バカバカしい。鉄道会社がPRのためにでっち上げた迷信です」いってたんですが・・・
今回、両校の生徒が三津シーパラダイスにいった際、平助と蜂矢先生が引率したんですが、電車の中では(無意識のうちかもしれんけど)いの一番にハートの吊革掴んでてね。で、隣にいた平助が、電車の揺れで蜂矢先生のほうに体が傾いたとき、彼もまた(咄嗟に)ハートの吊革を掴んで、さらには「壁ドン」の体勢になってね。
その時点で、かつてのブラックタイガーもちょっとドキッとしたようで・・・(笑)。で、まあ、これだけなら、ありがちといえばそうですが、とりあえず理解はできる演出じゃないですか。
それが・・・(笑)
このあと、蜂矢先生は男子生徒の半田君にコクられるんですが、

半田君「(先生が)大好きでーーーす!」
(略)
蜂矢先生「いつから? いつから好きなの? 先生のこと」
半田君「最初の授業のときからです」

(ここで、前述の『先生は、処女です!』のシーンが回想として)

半田君「衝撃でした。
――あ、処女だから、って意味じゃないですよ!」
蜂矢先生「わかってるわよ、声が大きい!」
半田君「自分が卒業してからでいいんで、付き合ってください」
蜂矢先生「・・・そっか・・・そっか、そっか・・・
――気持ちはうれしいけど、先生、半田君の想いに応えられないな」
半田君「とうして・・・?」
蜂矢先生「これ、まだ誰にもいってないんだけどね・・・先生、結婚するの
半田君「そっか・・・そうなんですね。知りませんでした。付き合って、どれくらいですか?」

蜂矢先生「付き合ってはいない。
――でも、結婚するの」

半田君「えっ・・・? 相手はどういう・・・?」
蜂矢先生「・・・





原先生(平助)。



――私、原先生と結婚するの

半田君「あの、先生、付き合っては――」

蜂矢先生「ない

半田君「・・・でも、好きなんですよね?」

蜂矢先生「・・・わかんない」(あっけらかんと)

蜂矢先生「でも、徐々に好きになれると思う。結婚するからね」(やはりあっけらかんと

半田君「付き合ってない、好きでもないのに――」

蜂矢先生「結婚するの。決めたの、今日!





蜂矢先生「(ハートの吊革)握っちゃったの、ふたりで♪



だから私たち、結ばれるんです


――え、えーと・・・ある意味、「聖女」の基子さんばりの理屈なんですが・・・♪なぐさめの台詞なぁら~/笑)
蜂矢先生、ツンデレといえばツンデレかもしれんが、どっちかっていうとヤンデレ入ってるような・・・(笑)
ちなみに、平助も女子生徒からコクられてます(笑)。まあ、そのコは「付き合う気はないけど、気持ちを伝えたかった」みたいなこといってますが。
ともかく、蜂矢先生がラストのちょっと前に、





「好きにならなきゃ、好きになる理由はわからない。



人生は一度っきりなんです。がっついていこうよ!」




なんて、生徒たちの前で講釈垂れてたのもね、これがこの人の「恋愛理念」なんだろうね。まあ、様子見すぎてうまくいかないこと、よくありますからね(苦笑)。
で、その際、男子生徒が「先生は、誰か好きな人いるんですか?」いったあとの、






「・・・いますよ」答えたときの笑顔に、微妙にヤンデレ臭も・・・?



ただ、肝心の平助が、やはり生徒たちの前で、真逆のこと、慎重になるべし、みたいなこといってるんで・・・それと、彼はかつて蜂矢先生の姉に恋心抱いてたんで・・・
このふたり、どうなるんでしょうね? 一平とドンマイ先生も(もういいって?/笑)。


ホントは、「素敵な選TAXI」のことも書きたかったんですが・・・「ごめんね青春!」があまりに長くなっちゃったんで(まあ、機会があったら/笑)。
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