マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

SINCE:2002.2.24
氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

アニメひとくち評(2015年1月スタート作品)

2015-01-24 15:52:47 | アニメ
かってに前シーズン終了組アワード(あくまで管理人の主観)

MVP(最優秀作品賞) アカメが斬る
最優秀キャラクター賞(男) ブラート(アカメが斬る)
最優秀キャラクター賞(女) 青柳瑠彩(PSYCHO-PASS 2)
最優秀楽曲賞 Fallen  EGOIST(PSYCHO-PASS 2 ED曲)
特別賞(まさか二期があるとは思わなかったで賞) 旦那が何を言ってるかわからない件




久しぶりに、大人ヒロインに萌えました(下の名前をなんて読むのか、未だにわからないのは内緒)



夜ノヤッターマン

第0話の「過去のタイムボカンシリーズの映像」が懐かしかったです(笑)。
シリーズの作風的に、そしてタイトル的にちょっとHな路線かと思ってたけど、そんなことはない模様(笑)。
まあ、ドロンボー一味の子孫がヤッターキングダムを目指して冒険する、といったお話のようです。
この作品では、「善悪が逆転」というか「主人公側と敵側といった立ち位置が逆転」といったことになってます。ドロンジョの子孫である10歳くらい(?)の女の子が主人公。で、先祖代々、ドロンジョの家系に仕え続けたボヤッキーとトンズラーの子孫がお供をする、って構図です。
そんなドロンボー一味の見た目なんですが、もちろん、いま風になってるんですが・・・まあ、初代(オリジナル)も一応は美人という設定だったドロンジョが美少女になってるのはわかりますが・・・





ボヤッキーまでもが、微妙にイケメンになってます(笑)。



トンズラーは・・・まあ、あんな感じでしょう(笑)。
っつーか、主人公の母ちゃんがかわいかった(笑)。1話で亡くなっちゃったけど。
それと、主人公と敵役が逆転してはいるけど・・・それでもやっぱドロンボー一味は、負けてチャリンコ漕いで逃げます(笑)。とりあえず一、二話の限りでは。


東京喰種√A

前作とちがって、金木くんと董香の関係がね、「董香が相手を気遣ってたのに、金木がそっけない」って形(第1話の限りでは)になってたのは興味深いですね。
それと、宮野声の変態さん(笑)。この人が出るとちょっと楽しくなる。
でも、それらくらいかなぁ。あ、梶ボイスの、董香の弟がカッコいいか。
まあ、様子見です。


冴えない彼女の育て方

第1話冒頭の、ヒロインたちの入浴シーンを含むあざとい演出。ノイタミナ作品とは思えないほどだった(笑)。
ってか、設定的にね。まあ、ラノベ原作のようですのでね。
内容はよくわかんない。けど、ノイタミナはスロースターターが多いですからね。「四月は君の嘘」も、1,2話の限りではよくわかんなかったのが、原作コミックス買っちゃうほどおもしろくなっていったし(笑)。
エンディング曲はいいやね。歌詞はちょっと女の子っぽすぎるけど(女性ミュージシャンが書いてるから、おかしくはないけど/笑)、曲調はいい感じにポップです。ってか、





沢井美空はいい曲書く。



「ごめんね、いいコじゃいられない」もよかったし。ベスト盤出たら、買おうかな(笑)。


暗殺教室

OPの映像が、なんか気恥ずかしい(笑)。ただ、作風は、あんなにさわやかではありません(笑)。
原作は、比較的最近まで単行本買ってたんですが、いまどういう展開になってるのかはわかりません。
っていうか、





早くビッチ先生の「なんちゃってエロ」が見たい(笑)。



エロい言動見せておきながら、殺せんせーには簡単にあしらわれちゃうし、なんだかんだで烏丸さんのこと気に入ってたり(笑)。


蒼穹のファフナー EXODUS

前作はほぼ未視聴。前作が出てるスパロボはクリアしてない。そんなわけで、ほぼ予備知識はないままだったけど・・・第1話冒頭の絶望的な演出には、ちょっと引き込まれちゃった(笑)。
どうでもいいけど、





ブルマは残ってるんだね、この世界では(笑)。



発進時のBGMは、スパロボで聴いたことあったんで、ちょっとうれしかったです。
それと、次回予告があっさり目なのが印象的(笑)。


まじっく快斗1412

まあ、前期からやってるんですけどね。ほかの作品とちがって、録画はしてないんで、何度か見逃してます。
「名探偵コナン」と世界観を共有し、同じ時間軸で進行しているようですが、私、コナンはほとんどわかりません(笑)。
まあ、この快斗とコナンの主人公が同じ声優(山口勝平)なのと(って、コナンの主人公は「薬によって幼児化しちゃった新一」というべきなのか?/笑)、池田秀一もどっちにも出てることくらいは知ってますが。ってか、この前、コナンくんがゲストっぽく出てたしね。
あ、あと、コナンは林原声の女の子がいいキャラですよね。このコも薬で幼児化されてんでしょうが、元の(多分)二十歳前後の姿が見てみたいです。
快斗はね、もちろん、主人公の快斗も魅力あるけど、やっぱ池田声の親父さんがね(笑)。インパクト強いですよね。
ヒロインはいい感じで配列されてる気はします。明るく元気な幼馴染ヒロインの青子と、ちょっとだけお色気系ヒロインな赤子。キャラとしては青子のほうが好きだけど、赤子の声優さんはやっぱ芸達者だと思う(「夜ノヤッターマン」のロリなドロンジョ様も、この人です/笑)。
最初に触れたけど、「世界観、キャラを共有している別作品」ってのは、おもしろいですね。もう一方の作品知らなくても興味深い。
まあ、原作のほうは、この快斗のほうがコナンくんより先のようですが。



ファフナーはね、スパロボで見た限りではシン・アスカっぽかった一騎くんが、今作ではアスラン・ザラっぽくなってるのがね(笑)。
前期からの継続組は、やっぱガンダム2作品ですかね。やっぱガンダム系は地力がありますよね。
とくに、ビルドファイターズトライのセカイくんとフミナ先輩のやりとりは、微笑ましいし楽しいですよね(笑)。


おまけ

「外国人記者が選ぶ、日本のテレビアニメトップ30発表!」だそうです。

ほとんどオレの知らない作品ですが(笑)、「エヴァが1位」「ビバップ、フリクリというB級系アニメがランキング入り」「刀語、京騒戯画などの和風テイストなものが上位」





「ガンダム系がランキングにない」



って辺りが、いかにも外人らしいランキングだなぁ、思ってたら・・・「2年前からアニメを見始めた新参者」と自称してる方によるものでしたね(笑)。それなら、日本人でも同様のランキングになるかな?
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考察! フィクションにおける魏武曹操

2015-01-12 16:06:18 | 時代もの(歴史系)


魏太祖武皇帝・曹操(字・孟徳)


――まあ、三国志ではこの曹操が一番好きでしてね。
先日、久しぶりに三国志関連の書籍(三国志と古代中国の歴史)を買って読んでみてね、ちょっと彼のことを取り上げてみようかと。
あ、最初にいっておきますが、





「あくまで私が読んだ作品における曹操」



ですからね。「あの作品の曹操は~」いわれても、それは「私が読んでないので書けない」ってことでお願いします(笑)。それと、今回挙げる作品は、いずれも10年以上は読んでない、あるいは、最後に読んだのは20年、10年近く前、ってものだったりしますんで、その辺もご理解ください。


三国志 (吉川英治)

日本の三国志作品のスタンダードというか、三国志作品のベースになっているものかと思われます。
この作品の曹操は、作者も後書きで述べてますが、





孔明が出てくるまでは、すなわち物語前半は事実上の主人公です。



劉備三兄弟より主役してます(笑)。まあ、三国志演義だって、史実がベースになっているわけなんで、天下の三分の二を制した曹操を中心に展開されていくのは当然ですけどね。史実においても、後漢末から三国時代の初期までの中心人物は曹操なわけですし。
で、この作品の曹操なんですが、




長短所がいずれもはっきりと、わかりやすいくらいに描写されています。



ゆえに、戦においては大勝か大敗の両極端です。




ホントに、勝つときは鮮やかに勝ちますが、負けるときは命からがら逃げ帰ります(笑)。
私としては、なんだかんだで、この作品の曹操が一番好きですね。こういう「三振かホームランか」って感じのトコが(笑)。
史実の曹操もある程度はそうだったように思えますが、この人は感情と理性といった相反するもの双方が、いずれも過剰なまでに強かったんでしょう。
まあ、詩人でもあり、軍人、政治家でもあるわけですからね。詩などの芸術方面では感情の強さ、感受性の豊かさが、戦や政においては強い理性が必要ですからね。
で、自身もその性分わかってて、感情の強さが戦や政の際に顔を覗かせそうになると、努めて理性で抑えようとする、でも、ときに抑えきれず・・・いかにも英雄らしいじゃないですか。周囲にはいてほしくないタイプだけど(笑)。
それと、この吉川三国志の曹操、何気にイケメンとして描かれているんですよね。

白面郎曹操。少年時代には、色が白く、髪は漆黒で単身明眸、中肉の美少年であり(略)

なんて描写があったうえに、死の直後、晩年の曹操の風貌に触れた際も、「玄徳(劉備)のように肥満することもなく」なんて書かれてたもんね(劉備ファンの方、まあまあ/笑)。
まあ、実際の曹操はチビで風采の上がらない男だった、ともいわれてますが(笑)。
あるいは、吉川英治さんが、「劉備、孔明のライバルで、事実上の主人公」ってことで、創作としてのキャラ設定を曹操に加えたのかもしれませんね。
って、これ、戦前の作品なんだよね。やっぱ「主役を食っちゃうようなライバルキャラは美形」って風潮は、昔からあったのかもしれません(近年のマンガやアニメだけの話じゃないのかも/笑)。


秘本三国志、曹操――魏の曹一族――、諸葛孔明 (陳舜臣)

「秘本~」と「曹操」は、名実ともに曹操が主人公です。
この陳舜臣さんって人は、曹操と孔明が好きなようで、とくに曹操はお気に入りのようですね。
ただね、曹操像について、いわゆる岡惚れっぽいトコが、結構見受けられた記憶があります。ちょっと身びいきがあるかな。
ってか、陳さんの曹操は、結構人情家というか、ぶっちゃけていえば、





普通のおっさん



っぽいトコも(笑)。手の内を知ってる陳宮呂布側についた際、おもわず「やりにくい!」とか叫んだり、あるいは、烏丸の王に対して見せた思いやりとかね。
ですんで、「中国史の英雄」というよりは、「執筆当時の日本の政治家」っぽい、といえるかもしれません、陳さんの曹操は(笑)。日本の政治家は、「普通のおっさんっぽいトコ」も演出してみせたりするでしょ。
っていうかね、陳さん作品は曹操の息子の曹丕(「曹丕」も一発変換できるんだね/笑)のほうが魅力的に描かれてるかも。
甄皇后とも(ラブラブってわけじゃないけど)普通に夫婦してたし、弟の曹植(「曹植」も一発変換できるんだね)とも、「兄弟同士は不仲ではない」なんて書かれてたり。
「諸葛孔明」という作品はタイトルどおり孔明が主役なんですが、曹操、曹丕も印象強く描かれていて、曹丕の言動として、赤壁の戦いの直前、「ただでさえ、曹軍の主力は陸兵であり、水上戦は不慣れなうえ、兵たちの中で流行病が蔓延」ってことで、「どうせ退却するんでしょうから」と、道を整備しながら進軍してきた、なんて描写もあったり。
まあ、曹丕も後の文帝、ってか、魏の初代皇帝ですからね(曹操の「武帝」は諡。生前、彼は帝位には就いていない)。ときに好漢として、ときに英雄らしく、クールな人物として描かれるのもおかしくはありませんが。


三国志 (横山光輝)

横山光輝のマンガ版です。まあ、吉川三国志が事実上の原作といえるでしょうが。
ですんで、曹操像も、基本的には吉川三国志のものを踏襲しているように思えます。
ただ、こちらでは、前半はクールなライバルキャラとして描かれているものの、後半の情けなさはより強調されてるというか・・・





「げぇっ! 関羽!」とか「ひいぃぃぃぃ!」なんて口にする曹操は、横山版だけです(吉川三国志では、そんなこと言ってません/笑)。



それでも、曹操の長所は長所として、とくに前半の鮮やかな勝ちっぷりなんかはしっかり描かれていたと記憶してます。
ただ、





官渡の戦いをカットしたのが・・・(笑)



なんか、丁度、官渡直前で掲載誌が変わって、「新規読者に対し、劉備が主役であることをわかりやすくするためでもある」なんて話を、昔、ネットで読んだ気はします。
それは理解できるけど、曹操ファンとしては残念(笑)。


蒼天航路 (イ・ハギン、王欣太)

これは初めて読んだとき、うれしかったなぁ。





オレにとっては、初の曹操主役作品でしたので。



「秘本~」なんかは、この作品読んだあとに知ったような気がする。
それまで、曹操いったら、三国志知ってる奴とその話をすると、「悪役だから嫌い」とかいわれちゃって、曹操ファンとしては肩身が狭い思いを(笑)。
ちなみに、オレの周りで三国志知ってる奴らには、趙雲や馬超が人気あったような気がしてます。やっぱ、「華やかな武人」というイメージがあるからでしょう。って、曹操も個人的武勇もある人なんですが(笑)。
ともかく、蒼天の曹操に話を戻すと、この作品の彼は、






完璧超人です(笑)。



(王欣太の圧倒的な画力のうえでの)超美形であり、女遊びにも長け、政治、戦争、芸術(詩や踊りなども)、どれをとっても超天才であり、また、個人的武勇も有している、まさに超世の英傑です。そりゃ、カリスマにもなりますよ(笑)。
ただ、





完璧すぎるんだよね、蒼天の曹操は。



もう、「軍師も将軍も護衛もいらないんじゃないか」ってくらい(笑)。
負けるにしても失敗するにしても、「曹操にはこんな思惑があり、それがゆえに」って描写になりすぎちゃってるトコが残念かも。対徐栄戦にしても徐州での大虐殺にしても。まあ、徐栄戦の負けっぷりはカッコよかったですが(徐栄「あれが、曹操か・・・」)。
もちろん、蒼天の曹操も好きですし、赤壁以降はかなり情けなくなってはいましたけど(それでも「老い」が理由になってたけど/笑)、ちょっとカッコよすぎるかもね。
ってか、





蒼天は劉備が一番好きだったかも(笑)。



劉備か夏侯惇ジュンイクか曹丕か、といったところですかね。
とくに劉備は「蒼天で最も再評価されたのは彼かも」ってほど、魅力的に描かれてます。
本来、劉備って人は「高祖劉邦の風あり」なんていわれてて、簡単にいっちゃえば「任侠の徒」「人情家なヤクザの親分」なんですよ。
素行も口も悪くて、でも個人的な能力はどれもさほどでもなく(ってか、器用貧乏な人といえるかも)、言葉と実力がまるで伴ってないんだけど、粋でいなせなトコがあるせいか、妙に憎めなくて・・・って、そんな人だったようです。誤解をおそれずにいえば、「高祖の劣化版」とでもいえるんでしょうか。
曹操が完璧すぎるせいか、そんな劉備が妙に魅力的に映りましたね、私にとっては。
ってか、この人、基本、負けっぱなしな人なんですが、その負けっぷりもいいんだよね。負けてもハッタリかましたり(笑)。まさに「高祖の風あり」。
さらに余談になりますが、この蒼天、曹操が標準語、劉備が江戸弁、孫一族が関西弁なんだよね(笑)。まあ、一大勢力を束ねる立場にある孫堅、孫策、孫権は標準語ですが、孫夫人(孫策、孫権の妹。一時期は劉備の妻)や一族の孫喩なんかはバキバキの関西弁でした。
って、やはり中国の古典を原作としている西遊記(夏目雅子版)も、三蔵法師=標準語、孫悟空(マチャアキ)=江戸弁、猪八戒(西田敏行)=東北弁、沙悟浄(岸部シロー)=関西弁だったりするわけでね(笑)。そういう演出もおもしろいと思います。
ともかく、この作品の劉備は、ホント好きですね。いまでもあのべらんめぇ口調の台詞が印象に残ってます(笑)。
ってか、この蒼天は、曹操と劉備に限らず、みんな魅力的ですからね。董卓にしても呂布にしても袁紹にしても張角にしても。あるいは、劉璋劉禅といった人たちまで。
それと、曹丕のクールっぷりもカッコよかったですね。曹操不在時に許都でクーデターが起きて、献帝が奪われそうになった際、劉曄とともに待ち伏せしててね。
それでも漢朝への敬意を忘れることのできない親父さんとちがって、世代的にそんなものはないから、玉座にどっかり座っててね。反乱分子たちが揃って自分を批判しても涼しい顔して、やがて華麗に反乱分子を斬って捨てるトコなんて、震えました。
それと、奥さんの甄氏(甄皇后)も美人だったし(笑)。
そんなこんなで、蒼天における英雄たちに触れてきたわけですが・・・蒼天といえば、この人たちを忘れてはいけません。





変態孔明と、ファンキーな風貌の魯粛(笑)。



とくに、魯粛は横山三国志のビジュアルがイメージとして強かったから、初めて蒼天の彼を見たとき、噴き出しちゃったよ(笑)。赤壁の主役である周喩が正統派イケメンだったせいもあって、その対面にこのファンキーな魯粛が座していると、余計に(笑)。
この魯粛は、もうちょっと活躍してほしかったかなぁ。周喩死後、彼の活躍は描かれずに、いきなり呂蒙が呉の司令官になってたからね(この呂蒙も魅力的だった。正統派イケメンで威風もある陸遜に注意されていじけてたトコなんかも/笑)。


なんか、最後は曹操からは離れちゃった気もしますが(笑)、曹操について書いてみました。
「龍狼伝」「覇 ―― LORD ――」については、読んだことはあるものの、追いかけたことはないんですが・・・前者は魏で一番強いのが曹操か仲達かもしれないのがすごいですよね(キョチョでも張遼でも徐晃でもなく/笑)。
「覇」はね・・・曹操云々以前に、全体の設定、発想がぶっ飛びすぎさすが武論尊!/笑)。

※ 三国志ファンなら察していただけてると思いますが、ジュンイク、キョチョについては、どうせ字化けするであろう字なので、カタカナ表記してます。
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素敵な選TAXI、聖女、信長協奏曲

2015-01-01 21:34:46 | ドラマ
昨年後半のドラマで、私がチェックしてたものを。
「ごめんね青春!」は、単独で書いてるんで、割愛ね。


>素敵な選TAXI

オレとしては、木村文乃がゲストだった回と、先日の最終回が傑作でしたね。
麻里奈役の木村文乃がまた、かわいかったよね(笑)。ただ、さりげなく策士というか黒い姉ちゃんでしたが(笑)。





麻里奈「あのぉ、引かないで聞いてもらえます?」


麻里奈「嘘なんです、妊娠」
枝分さん「・・・・・・え、えぇぇぇ・・・」
麻里奈「ごめんなさい!」
枝分さん「どうしてそんな嘘を?」
麻里奈「そりゃ、奥さんと別れてほしかったからですよ
枝分さん「あ゛あ゛あ゛~・・・女、こえぇぇぇ・・・」
麻里奈「運転手さん、こんな女、どうですか?」
枝分さん「最悪」
麻里奈「さっきは『カッコいい』って、いってくれたのに!
――あーあ、元彼とヨリ戻そっかな」
枝分さん「いや、無理無理無理」
麻里奈「ひっどーい! もう!」

こんときの竹野内豊の引き方がよかったですね、後ずさりしていく感じが。それと、終始笑顔で、半分くらいは冗談のつもりでいってる麻里奈も(笑)。
で、最終回はね、「元々、枝さんは代理にすぎなかった」「ってか、本職は理容師だったんだ」なんて、核心に触れるトコもね。
そして、枝さんが元カノに見せた不器用な男気。ちょっと、グッと来るもんが。

設定に対する発想と、各キャラクターの個性がおもしろい作品でしたね。「さすがバカリズム」っていいたくなるアイデアでした。


>聖女




広末のヤンデレっぷりと、

蓮佛美沙子演じる泉美の「等身大の若い女性」ならではのかわいさ



(ってか、聖女は泉美ちゃんでした/笑)、


そして、




エンディングの入り方が非常に印象に残る作品でした♪なぐさめの台詞なら~/笑)。



それと、岸部一徳が、このドラマでは「綺麗な一徳」だった。


>信長協奏曲

やっぱ、月9に限らず、連ドラで戦国物は難しいだろうね。
時代劇やるなら、江戸中期とかの泰平の世、ただし、悪は暗躍している、っていう設定じゃないとね。




合戦、戦争描写が必要な時代のドラマは、連ドラではちゃちくなる。



合戦(戦争)といえば大河ドラマやスペシャルドラマですが、それらは(あくまで私の憶測ですが)予算の制約が緩いでしょうからね。前者は、公共放送だから安いお金でやってもらえるトコもあるだろうし、後者は年に1度くらいのスペシャルだから、逆に予算が取れるだろうし。
それと、お市の方。あのお市はねぇだろう(笑)。
そんな本作品ですが、見るトコもありました。





ダーク、ダーティで、比較的寡黙な秀吉がよかったのと、柴咲コウの帰蝶さんがかわいかった! (笑)



秀吉は、こういうキャラで描かれるのは珍しいんじゃないかな? 昔、「独眼竜政宗」で、勝新が迫力、オーラのある秀吉を演じたようですが。
柴咲コウの帰蝶はね、「勝気なお姫様の、それでもかわいいさま」がよく表現されてましたよね。


昨年後半は、久しぶりに、チェックするドラマが多かったですね。
個人的には、コメディタッチのドラマが好きです。クドカン脚本で、竹野内豊か小栗旬主演、蓮佛さんか木村文乃か柴咲コウがヒロインのコメディドラマ、やってくんねぇかな(笑)。
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