マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

SINCE:2002.2.24
氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

不適切にもほどがある!

2024-02-04 22:39:51 | ドラマ
例の事件についてはね・・・まあ、オレの中で上手くまとまらないというか・・・。
おそらく、大抵の皆さんと同じ気持ちだとは思います。憤りもあります。ただ、現状、上手く言葉や文章にできません。いずれ、機会があったら。
まあ、これだけはいわせてもらうと、





作品は原作者のものです。



そもそも、約束事は守らないとね。

さて、標題のドラマ。今シーズンの中ではイチオシです(笑)。
脚本がクドカンで、主演が阿部サダヲこれでおもしろくならないはずがありません(笑)。
「1986年(昭和61年)に50代を迎えていた小川市郎(阿部)。教師で、野球部の顧問をやってる彼が、2024年(令和6年)にタイムスリップ」「昭和では当たり前のことが、令和で通じるわけもなく、それでも昭和を貫く彼の姿が破天荒にも映り、次第に周囲の人間たちも・・・?」といったコメディです。
市郎が何気なく乗ったバスが、タイムスリップすることになるんですが、その車中でのやりとりからして、おもしろかったですよね。
やがて令和の公道を走るようになってたバスの中で、それでも市郎はタイムスリップに気づいてなくてね。一方で、乗ってくる客は令和の人間たちなんですよ。
市郎としては、昭和の感覚のままなんで、バスの中でタバコ吸っててね。当然、車中で喫煙してる彼に対し、乗客たちが冷たい視線を送ってね。それに対し、市郎が「なんだよ、なにが悪いんだよ」みたいな悪態ついたりね。
また、女子高生の制服姿を見て、「パンツ見えそうなスカート」いったり(本人の前でね/笑)、ワイヤレスの(白い)イヤホン見て、「耳にうどん付いてますよ」いったり。
ほかにもね、話が進むにつれ、





市郎「早く昭和に帰って、トゥナイト見たい」



とか言い出したりね(笑)。
あと、この作品、合間にミュージカル的な演出が入るんですが、市郎が令和で出会ったヒロイン格の渚さん(仲里依紗)も歌い出してね。

「♪よっつ(四つ)のわがまま聞いて~」

「♪ひとつ、ひとりでやるから~」

「♪ふたつ、シンプルに給料上げて」

「♪みっつ、託児室は~」

「♪よっつ、ペーパーレス~」

「♪いつつ、ランチは最低、1時間保証して~」


市郎「四つって、言ったよね」



これ、阿部サダヲの言い方がね。また絶妙というか(笑)。
ちなみに、渚さんの数え歌は、八つまで続きます(笑)。
で、その後、市郎と渚さんがいい感じになってね。





市郎「あるなこれ、チョメチョメ」



――「チョメチョメ」なんて、久しぶりに聞いたな(笑)。
ともかく、期待に胸を膨らませてた市郎ですが・・・直後、元の昭和61年に(笑)。
元の世界では、娘の純子がキヨシという男の子と、それこそ・・・
このキヨシくん、母親であり、フェミニストな向坂サカエ(吉田羊)に伴われ、市郎とは逆に、令和6年から昭和61年へタイムスリップしてる兄ちゃんでね。サカエさんとキヨシくんがタイムスリップしてる理由は、現時点では不明です。
まあ、サカエさんの口から、





「ヤダ、地上波でおっぱい出てるじゃない」



なんて言葉が出てたのにも、笑っちゃいましたけどね(笑)。これも、吉田羊が芸達者なんで(笑)。
って、たしかにこのころはね、それでもさらに前の時代と比べれば、抑え気味にはなってましたが。ホントに凄かったのは、昭和50年代かも(笑)。

まあ、ツッコミどころもありますよ。
例えば、野球部顧問の市郎によるケツバット





もっと、フルスイングでしたよ。



元昭和の野球少年としては、「あんなもんじゃなかったよな」と(笑)。
また、前述の「チョメチョメ」ですが、たしかに存在した言葉だけど、行為に対する表現というよりは、ギャグで使われてた言葉だった気がするな。どちらかといえば。
それと、昭和末期ともなれば、さすがにバスや電車の座席でタバコ吸ってる奴は・・・新幹線のような長距離路線は別ですが。
あと、ムッチ先輩(磯村勇斗)。あんなに爽やかな不良は、マンガの中だけだったかも(笑)。湘爆の江口辺りを狙ったのかな?
ただ、時代考証については、「あえて外してる」部分もあるんでしょうね。それが逆におもしろいというか。
そんなわけで、この作品は非常に楽しみにしてます(笑)。

令和パートの秋津くんは、ムッチ先輩の息子かなんかですかね? 磯村勇斗の二役だし、先輩の苗字も秋津らしいし。
それと、渚さんの子供(赤ん坊)は、市郎の生まれ変わり? こっちは、考えすぎかな?
コメント
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